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「待受画像サイト」の作成をやめ、無意味なペラッペラのサイト量産へ【失敗体験3】

前回の「携帯アフィリエイトバブル到来」画面が小さいので作成が簡単?
からの続きです。

目次

サブドメイン+無料ホームページでペラペラの1ページ物のサイトを次々に量産していく

作成していくのは
今でいう全く中身のないサイトです。

「キーワードで上位表示できればコンテンツなど関係ない」

というか

そのキーワードに対して、適当にワードを含めつつ300文字程度の記事を書いて最後にアフィリエイトリンクを貼る

たったこれだけです。

作成していたウェブサイトはこんな感じ。

タイトル:プロアクティブの効果

ここではプロアクティブの効果をご紹介します。
プロアクティブの効果はネットでも評判になっています。
特に、思春期のニキビにプロアクティブの効果は高いようですね。
大人ニキビよりは、中学生や高校生のような思春期のニキビに効果があるようです。
プロアクティブの効果を知って効率的にニキビを治して下さい。
今なら、キャンペーン価格で購入することができます。
プロアクティブの効果を実感したい人はこちら

アフィリエイトリンク

簡単に言ってしまえばこんなサイトです。
省略してるわけではなくリアルに文字数もこんな感じです。

今現在なら

<

div class=”kajyo”>「ただのスパムじゃん」
「こんなサイトで稼げるわけがない」

ですが、

当時の検索エンジンは例えば
「プロアクティブの効果」についてしっかり書くよりも

「プロアクティブの効果」の単語がサイトの中にいくつ入っているか?

の方が上位表示される確率が高かったです。

今よりも全然機械的な判断の方が強かったと言う事ですね。

本当に今からは考えられない時代です。

この時代のノウハウ=こういうサイトをとにかく数を多く作るようにしましょう!

いろいろなノウハウというか教材がありましたが
すべて本質は同じです。

「やったもん勝ち!とにかく量産こそが正義! 200や300では全く足りませんよ」

こんなのをノウハウとして教えるほうも悪いのですが
当時はなぜか しっかり作られたサイトよりもこういうわけのわからんサイトで
下手な小細工をしたサイト(ここ重要)の方が上位を独占していました

当然私もしっかりとこのような中身のないサイトを量産。
しかし、日々こういうことをやっているとやはり もう少し意味のある作業で稼げるようなそういったノウハウはないのか?

とアンテナを張り続けてしまいます。
そして、 そこで新しいノウハウに出会うのですが

携帯アフィリエイト協会との出会い

当時月収100万円以上のスーパーアフィリエーターを
何人も輩出していることで有名だったのが携帯アフィリエイト協会です。

ここはまともなノウハウに違いない
とセミナーを 受けに行きました。(大阪)

その画期的なノウハウとは

「1つのドメインから数百のサブドメインを切る」
「 それを ピラミッド状にみたいな感じで構築していき サブドメイン一つ一つは全て商品紹介のみのペラサイト」

凄いでしょ?
ある意味画期的でしょ?

今から考えたらこんなアホみたいなこと
絶対にしませんが
(そもそもサブドメインを大量に切ったりしたらリスクがでかすぎる。)

なぜか、「画期的な手法だ」みたいな感じでやっていた人も多かったです。

セブンイレブン方式と言う手法で

  • 本社(トップドメイン)
  • 事業部(カテゴリ)
  • 店舗(集客サイト)

みたいな感じに分けます。

そして、この 「店舗」を
ものすごい勢いで量産していく手法です。

「日本で1番本の売り上げが多いのは紀伊国屋ではなくセブンイレブン」

と言う理論で

「すごい店舗数があるとそこから1店舗からの売り上げは微々たるものでも、すべての売り上げを合わせるとすごいことになる」

と言うものでした。

ここまでは「なるほどな!」
って感じでしたが

今から考えるとここからがひどかった。

量産していく「店舗サイト」が本当に中身のないサイトなわけです。

「商標キーワードではなく悩みの深い複合キーワードを狙いましょう」

はいいけど
その中身が本当にただの商品の陳列サイトです。

タイトル:ニキビ対策であなたにオススメの化粧品を紹介します

このサイトでは、ニキビに対してお勧めの化粧品を紹介しています

プロアクティブ

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草花木果

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クレアラシル

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(c) ニキビ対策おすすめ化粧品

真面目な話がこれで終わり。
すべてのサイトが
このような感じです。

これを、すべてサブドメインで作ります。
作った後は、一サイトにつき中小検索エンジンに100件ずつ登録していきます。

ただの時間の無駄遣いの何物でもないです
しかし、当時は本当に一生懸命やってましたね。

面倒臭い中小検索エンジンへの登録

「検索エンジンへの登録はツールに任せる」

携帯アフィリエイト協会の方針は
「 検索エンジン自動登録ツールを使うと スパムになる」

というもので、当時の協会の会員は全て手作業でやっていたと思います。(稼げた人は外注化していた)

しかしちょっと考えれば分かるんですが
そんなことでスパムになっていたらなにも作業できないわけですよ。

なので、私はとにかくこのような面倒臭い作業は全てツールに任せるようにしました。

結論から言うと、これでスパム判定を受けたことは1度もないです。

じゃあなぜ、協会の方針は
「スパムになるからやめなさい」
だったのかというと

おそらくですが

「ノウハウを購入してもこのような作業させることで自分ができないから挫折した感じにさせ、脱落者を増やしていき、ノウハウに対して文句を言わせないため」

という目的が少なからずあった思います。

とにかく、出てくるすべてのキーワードでペラペラの1ページサイトを作る

当時の携帯サイトの量産で私がやっていったのはこの2つです。

完全におかしなことをやっているように見えますが
当時は結構これが普通だったんです

整理すると

・無料ホームページをとにかく分散して ひとつの商品を紹介していく
・サブドメインを切りまくって 大きなショッピングモールみたいなサイトを作っていく( 全て商品のアフィリエイトリンクのみ)

まあ、怪しいとか こんなんで大丈夫かな?

というのは誰しも思うことで
私も当時は1つのノウハウに依存するのは危険みたいな感覚あり

とりあえず2つ並行して進めていってましたね。

しかし、 やはりこういう手法が通じた時代。

手作業とはいえ量産していたサイトは
ことごとく結果を出していくことになります。

当時私がやっていて
1つのサイトの売り上げが大きかったのは
「とにかく商品名キーワードでの量産」でした。

最初はペラサイトなのですが、上位に出てきたら さすがにペラではまずいだろうと 5ページぐらいを追加したサイトにしていく。

こんな感じでドンドン量産してましたね。

無料ホームページも
40サイト位分散させて作っていましたね。

何も考えずに機械的にどんどん量産していく。
そこに感情など入る余地はない・・・

そんな感じで

「商標サイト」+「バックリング用のお悩みキーワードサイト」でどんどんサイトを作っていった結果

楽勝すぎ!美容コスメの「商品名ワード」で1位を連発!へ続く

携帯アフィリエイト失敗談の記事一覧はこちら

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 記事を読んでいると懐かしくも苦々しい過去を思い返してしまいます。

    リアルタイムに携帯アフィリエイトやってました。タイミングが携帯金融バブル期だったので本当にボロ儲けでした。

    当時のネット市場の動向としてヤフーオークションで素人が稼ぎにくくなってきた時期が重なっていたと思います。

    僕もその口で何か打開策は無いかと色々と模索していたところ携帯アフィリエイトに辿り着きました。

    アフィリエイトのアの字も知らないところから、当時ブイブイ言わしてたアムゼネットの鬼塚さんのノウハウを購入して、スタートして3ヶ月で月収90万になりました。

    今となっては、欲に呑まれて人の心をないがしろにするようなことをしていたと後悔しています。

    あの時期の金融サイト運営者のやり方は凄くえげつなかったです。僕もその一人ですが。

    ブラック系の金融ランキングでアクセスを集め、その黒いアクセスをブラックの方はこちらと誘導して、自分の白ランキング(ブラックで無いユーザー向けのサイト)にぶつけて、その自分の白サイトの最上部に配置した騙しリンクで他人が運営している白ランキングにぶつけていました。

    サイトの全体導線としては、マネーロンダリングならぬアクセスロンダリングという構造でした。

    当時はアクセスとしか認識してなかったですね。モニターの向こうに人の人生があるなどと思いもしてなかった。

    やってはならないことをしてしまったなと、未だに後悔していますね。

    • kさん。 コメントありがとうございます。

       携帯アフィリエイトやられてたんですね

      本当に あの時代はかなり狂ってましたよね。

      (正確には2005年から2007年あたりでしょうか)

       私は、 キャッシングのアフィリエイトは経験したことがないのですが

       本当にものすごい時代だったと思います。

       

      「 キャッシングのランキングサイトを量産」 

       もう本当に、そこに 「自分の欲しかない」みたいな感じで

      今のブラックSEOと比べても比較にならなかったですね。

       ほんとに、アクセスロンダリングという言葉がぴったりだと思います。

       私もそうですが、

      「この時代の携帯サイトの量産」

      は本当にゴミの山を作成しただけですね。

      今となっては、本当に無駄な時間を過ごしたと思ってます。

      たしかに稼ぐことはできましたが・・・

       

      (今から見ても何のスキル向上にもなっていない) 

       私も、 あの時に 「量産ノウハウ」に出会わなければ

      ここまで遠回りしてなかったかもしれないですね、、、笑 

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