コピペだけで適当に作られた記事をたくさん投稿してしまうとある日突然アクセスがガクンと下がることがあります。(経験済み)
- 外注さんに納品された記事のコピペの許容範囲は?
- コピペが発覚した時の外注さんへの対処は?
- リライトはどの程度までやるべき?
など、様々な質問を頂きます。
ちなみに私は記事のコピーペーストのすべてが悪いと思ってるわけではないです。
基準としては、
- 情報をまとめるためのコピペはOK
- 明らかな意図(悪意)があってただコピペをしたものはNG
こんな感じ。
ちなみに、後者のほうはペナルティーを食らうと最悪です。
今のGoogleに小手先のテクニックなど一切通用しないです。
私も、過去に1度WordPressに直接投稿お願いしていた外注さんで、
ことごとくコピペされまくった事がありました。
とはいっても、全部の文章をコピーされたわけではありません。
いろいろなサイトから、
「 1つの見出しレベルでまとめてコピペ」
みたいな感じでしょうか?
情報をまとめるというよりも
ただつなぎ合わせただけの記事。
ちゃんとチェックをしなかった私も悪いのですが
後々チェックしてみると明らかな悪意があるコピペ記事でした。
この方は信用しきっていたので50記事ぐらい書いていただいたでしょうか。
こういうのは、いきなり検索順位が下がる日が来ます。
ある日アクセスがガタンっと減ります。
で、気づいたときには手遅れ。
アクセス数はそれまでの半分以下に下落。
慌てて、自分のサイトの記事をチェックツールにかけると見事に真っ赤でした。
その後、該当する記事をすべて削除し
なんとかアクセス数は回復しました。
しかし、このようなことが起こった時の
と
「ひとつひとつ、記事をツールにかけて該当する記事をあぶり出し削除していく作業の面倒くささ」
は半端じゃありません。
最初から、コピペ前提のキュレーションサイトなら問題ないのかもしれません。
しかし、最初真面目にやっていた個人サイトがいきなりコピペサイトのレッテルを貼られしまうと最悪です。
また、
被害が大きければ大きいほど
人を信用できなくなります。
ということで、
「外注さんのコピペ対策は予防が1番大切」
という事がいえます。
今回はコピペ記事かどうかを判断するポイントをお送りします。
「この記事は果たしてオーケーなのかNGなのか」
外注さんから納品された時に
私が重要視している「記事」のチェックポイントは3つあります。
外注さんから納品された記事のコピーチェックで見るべき3つのポイント
ちなみに私はコピペリンというツールを使っています。
基本的には1つの記事単位でチェックツールにかけて
バババッと真っ赤っ赤なことになるとNGなのですが
所詮は機械判定ツールです。
それだけで判断して外注さんにブチ切れてしまうと、
ツールのミスなどで判定されていた場合は
外注さんとの関係に亀裂が入ることにもなります。
1,同一サイトから連続でコピーされていないか?
「文章単位・見出し単位での連続コピーもダメ」
まず1番、重要というかダメなのが
同一サイトからの連続コピペですね。
(連続一致、疑わしい判定の1位に同じサイトが連続して並ぶこと)
現在は、こういうのが発覚した場合は、
「この見出しの中の文章はこのサイトしか参考にしてないですね」
といって注意はします。
ただ、何回も繰り返す時は
次からその外注さんにお願いすることはないです。
私はコピーペースト(リライト的なものも含む)自体が悪いと思ってはいません。
NAVERまとめなどもそうですが
コピーペーストのみで集めた情報でも
価値があると判断された記事はしっかりと上位表示されます。
連続コピペの何がダメなのかと言うと、
「明らかに楽をして記事を作成しようとしている事」
ですね。
考えというか、姿勢というか…
さすがに、ひとつの記事を丸ごとコピペして来る外注さんは
今はほとんどいないです。
しかし、
丸々コピーペーストや、少し文体を変えただけのリライト文章
このような記事はまだまだ大丈夫だと思っている外注さんも多いです。
2,基本的にはレッド判定のものはすべて目視する
「2つの判定文章の合計が100%を超えるものはダメ」
私の使っているコピペリンは
ひとつの文章ごとに一致している確率が出るタイプのものです。
- 照合文章一致率
- 判定文章一致率
の2つが表示されます。
基本的には照合文章一致率 が40%を超えると
「あやしい」みたいな感じで表示が赤色になります。
この判定率が低くても、
表示が赤色になるのが問題。
それを1文章ごとにチェックしてみても、
この程度の確率では、完全一致になるものはほとんど見当たらないです。
なのでこの段階の文章が多いときは
必ず目視が必要です。
完全一致になる文章が含まれてくるのは
だいたい55%から60%くらいから
位の見解です。
もちろん100%は論外です。
しかし、50%程度なら
コピーチェックツールが「怪しい」と言っているだけで
実際に目視してみるとツールの勘違いといいますか
レッド判定が出ていても、
明らかにツールの勘違いの場合もあります。
なので結論として、
一応レッド判定が出ているものは全て目視するが
明らかにダメだろう!というラインは
照合文章一致率+判定文章一致率が100%を超える
あたりといったところでしょうか。
どちらかの文章一致率 50%程度のものが1つの記事につき
2つ3つぐらいのセンテンスに含まれている状態ならあまり気にしないです。
私が使っているもの(有料)でも所詮はツールなので
「制度がよすぎるがゆえの、余計なお節介レベルの勘違い判定」
をしてくることが多々あります。
先にも書きましたが、 40%ぐらいのものがずらずら並んで
「このライターさん、何考えてるの?」
状態になったとしても、よくよく目視してみると
ただのツールの勘違いだったという事は多々あります。
もちろん、その逆もありますので
疑わしいと思ったときは必ずその目で確認するようにしてみてください。
(ちなみに、通常しっかりとした文章を書いてくれる外注さんなら、レッド判定になることはまずありません。)
3,自分の感想や感情が入っている文章かどうか?
これも結構重要です。
私は基本的に、いくらツールに引っかからなくてもリライトしただけの文章(文章の前後をただ変更しただけ)には価値がないものだと思っています。
逆に言えば、ひとつの文章を参考にしても
そこにしっかりと自分の主張や感想などが入っていれば問題ないと判断します。
NAVERまとめなどでも
引用文の下に自分の感想文などを書く欄がありますね。
あれと少し似ているかもしれません。
少し、コピペツールとは趣旨が外れますが
「たとえコピーチェックツールをパスしたところで、感情が入っていない文章などに価値は無い」
と感じています。
もし、 リライトであれば外注さんにはどの程度のレベルを要求するべきなのか?
参考までに
私が使っているツールで
自分のブログの記事の出だしをチェックツールにかけてみます。
参考文章:【商品選定】使ってない商品をアフィリする時のリサーチ手順
質問:自分が使ってないものは売れてますか?
自分の使っていない商品の紹介の仕方がわからない
商品そのものを紹介する記事を書いてしまっている
その商品を紹介する時にどんなコンテンツを書けばいいか分からない今回は
「自分で使ってない商品をアフィリする時の注意点」についてです。物販アフィリは情報商材とは違い
実際に使ってないものでも普通に売れます。商品紹介の記事でもいくつかのタイプがありますよね。
「使ったものじゃないと売れないのではなく、売れる商品を橋渡しするから売れる」
例えば
レビュー記事
比較記事等々 、商品に対して
様々な見せ方のアプローチが考えられます。もちろん、 「自分が使ったものの方が売りやすい」
これは間違いありません。
これをそのままコピーすると
もちろん、見事に真っ赤です。
1文目:総合一致89%、判定一致27%
2文目:総合一致73%、判定一致100%
3文目:総合一致76%、判定一致70%
4文目:総合一致37%、判定一致20%
最後のひとつの文章はなぜかちょっと見つけられなかったようですが…
ほぼ、コピペだよ。
という確率の判定が出ます。
総合一致と判定一致に差がでるのは
「ツールがどこからどこまでを一文節と判断しているか?」
で違いが出てきますのである程度は仕方ないです。
これを、私が許せるなと思うぐらいのレベルでリライトしてみるとこうなります。
文章を見ながら自分の言葉に置き換えてリライトした文章
質問をいただきました。
自分が使っていないものをアフィリエイトして果たして売れるのか?
というものです。例えば、
自分が使っていないために、詳しい商品の紹介記事が書けない
どうしても、公式サイトのようなただ特徴だけを並べた文章になってしまう
その商品を紹介するときにはどんなコンテンツを用意すればいいのか?こんな感じの疑問になると思います。
今回は、
実際使っていないものをアフィリエイトして果たして売れるのか?結論から言えば使ってなくても売れます。
もちろん、 Amazonや楽天市場の方が売りやすいかもしれませんが物販アフィリエイトは情報商材とは違い、実際に使ってないものをアフィリエイトされている方は沢山おられます。 (これを情報商材でやってしまってはダメ)例えば、ただ単にその商品の特徴を並べたものでなくても
その商品につなげる記事はいくつも書くことができます。重要なのは、その際に売れる商品をセレクトすること。
売れる商品が前提です。
私は、
「いくら頑張ってデビューを書いても売れない商品は売れない」
「売れる商品は、ターゲットを明確にすることで実際にレビュー記事を書かなくても売れる」このように考えています。
もちろん、商品レビュー記事はあった方が良いのですが。
なくても問題はありません。
記事の書き方によって、その商品の様々な見せ方を工夫すること
これがアフィリエイト用の記事の書き方です。
これをコピペリンにかけてみると
もちろん、レッド判定は出ません。
1文目:総合一致35%、判定一致20%
2文目:総合一致46%、判定一致6%
3文目:総合一致33%、判定一致21%
4文目:総合一致46%、判定一致15%
5文目:総合一致35%、判定一致11%
6文目:総合一致45%、判定一致7%
7文目:総合一致44%、判定一致15%
8文目:総合一致40%、判定一致17%
「意味は変わってないが文章を自分の言葉に置き換えている」
この辺がリライトとして私が許せる
最低レベルのラインです。
もちろん、文章の意味自体はパクっていますが、ひとつの文章を見ながら自分の言葉で文章化しているのがおわかりだと思います。
通常自分の言葉で書いたものは
このようにほとんどレッド判定になることはないです。
これを
「ここまでやらなきゃダメなの?」
と取る人もいれば
「この程度でいいのか?」
と取る人もいると思います。
ただ、リライトって言っても範囲が広いです。
外注さんの中にはまだまだ
「今日は東京へ行く予定なので早く起きて、朝のドラマを見ながら、コーヒーとトーストを食べました」
↓
「コーヒーとトーストを朝のドラマを見ながら食べた。今日は東京へ行く予定です。」
これ位のものをリライトと思っている人も多いです。
こういう人にはオリジナル文章とは何か?
というところから教育する必要があります。
また、最初の段階でコピペ判定に引っかかった場合。
「注意をするのではなく、ツールのチェック判定結果の画像をみせるようにしましょう」
あまりの精度に生半可なコピペなどは
「一切通用しない」
ことを分かってもらうことができます。
まとめ
私は基本的に外注さんには
書き直しを要求したことはほとんどないです。
悪意があると判断した場合は
次からは頼まない
みたいなスタンスです。
例えば10記事納品していただいて
その全ての記事が高い確率でコピーペーストされたものであり
(80%から100%の判定文章が多数ある)
本人が、
「すべてオリジナルです」
と言って納品してきたなら、静かにお金を払って依頼を終了します。笑
その記事は、ボツになりますが仕方ないです。
今回は、私のコピペ記事を判断する基準をお伝えしました。
もちろん、これが正解というわけではなく
一つの目安として参考にしていただければと思います。
せっかくお金をかけて記事を外注するのだから
自分の中で基準をしっかりと定めて
良い外注さんには長いこと付き合っていきたいものです。
今回この記事の中で紹介したツールはコピペリンです。
同じコピーチェックツールの影武者(サムライファクトリー)が
月4320円(使用100回まで)
に対して、
月500円(使用無制限)
なので、外注をご検討の方は検討してみてください。
また、時間があればレビュー記事書きます。
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