前回の「待受画像サイト」の作成をやめ、無意味なペラッペラのサイト量産へ
からの続きです
5ページ位のサイト(しかもサブドメイン)で美容関連の商標キーワード1位を連発
実際にGoogleモバイルで一位を取ったことがあるサイト
アテニア
オルビス アクア
オルビス クリア
草花木果
ドクターリセラ
など
他にもたくさんありましたが忘れました
何十とあったと思いますが
どれも検索1位2位みたいなとこにいました。
現在では想像することもできないですがこれ
「プロアクティブ口コミとかプロアクティブ効果などの複合キーワードではなく商品名のみの単一キーワード」
です。
美容コスメは当時はまだライバルもほとんどいなく
ちょっと外部リンクを当ててやるだけで簡単に1位が取れました。
とは言え被リンクだけで
余裕で100を越えますが
これは無料ホームページのフッターに「プロアクティブ」みたいなリンクを仕込んでおくだけです。
こうなると商標ワードで1位をとれば大体毎月100,000円から300,000円位が1つのサイトで安定します。
しかも、ほとんどリライトやコピーだけで30分もかからず作ったサイトです。
当時の検索エンジンは本当にひどいもので
「プロアクティブ」と検索すると
検索結果に表示されるタイトルはほとんど「プロアクティブ」のみ。(冗談ではなく本当の話です)
グーグルモバイルで「プロアクティブ」と検索すると
上位に表示されてるサイトのタイトルは
<
div class=”kajyo”>プロアクティブ
プロアクティブ
プロアクティブ
プロアクティブ評判
プロアクティブ
プロアクティブ
プロアクティブの効果
プロアクティブ
プロアクティブ
今では考えられませんが
本当にこんな感じでした。
しかも、「本家プロアクティブの公式サイトは検索圏外」という
笑うしかないような時代でしたね。
サイトの内容ではなく「外部リンクの数」で全てが決まった時代
だから、「上位表示はバックリンクの数が全て」だったわけです。
だから
サブドメインを駆使して
プロアクティブ
プロアクティブ口コミ
プロアクティブ評判
プロアクティブ効果
プロアクティブ激安
プロアクティブにきび
(すべて、ペラサイトもしくは申し訳程度に5ページくらい追加したサイト)
をまずは量産します。
このようなベタベタの商標キーワードは
今なら絶対やりませんが当時はこれで通用しました。
で次は
大人ニキビの複合キーワード
思春期ニキビの複合キーワード
吹き出物の複合キーワード
このようなニキビ関連のキーワードを
根こそぎキーワードツールで集めてリスト化
無料ホームページで、500から1,000サイトずつ量産していきます。
コンテンツは
アットコスメの口コミを大量に集めます。
そして1行ごとに並び替えをできるようにしておきます。
要するに、「プロアクティブの口コミに対する文章1000行」
のデータベース的なものまず作ってしまいます。
そこから、ランダムに50から100行ずつ集めて(抽出して)
1つのコンテンツを作っていくみたいな感じです。
もちろん、文章としては読めたものではなく
あくまである程度の文章があれば良いと言う考え方ですね。
これを、フリーソフトに打ち込んでしまえば
1-Clickで、1,000文字ぐらいの文章なら10,000通りを出力してくれます。
このような、迷惑でしかないような文章を
とにかく500サイトぐらい無料ホームページで量産していくわけです。
それをまた、ご丁寧に全てクロスリンクさせます。
そして、その500サイトから「商標キーワードで作ったサブドメインのサイトにランダムにリンクを貼る」という
丑三つ時のような
まっくろけの手法です。
商標キーワードで1位をとっても「それ以上の伸びしろ」がない
ただ欠点としては
このような商標キーワードで上位表示をしてしまうと
「報酬はいいけれど、常に順位変動に怯える毎日を過ごさなければならない」
ということです。
この経験が今の私の、
「プロアクティブのような商標キーワードでサイトを作成しない」
につながっています。
また商標キーワードで上位表示してしまうと
特別単価ももらえないし
その案件が終了してしまうと全てがゴミになります。
話を戻しますが、「商標キーワードでの上位表示」は本当に精神的にきついです。
だって、1位をとったらそれ以上に上がる事は無いわけです。
しかも、新しいサイトはどんどんできます。
要するに、いずれ、落ちるしかないわけです。
こうなると、朝起きてまず初めにやる事は
「順位が落ちてないかのチェック」なります。
・検索窓にプロアクティブと打ち込む
・1位になっていたら「とりあえず今日も安心」
みたいな感じで
なんというか稼げているのに全然落ち着かない
羨ましがられるかもしれませんが
わたし的には、
「いつ落ちるか分からない不安」
というストレスの方が大きかったです。
「商標キーワードでは伸びしろがない」と言うことで
「ニキビ化粧品効果」みたいなサイトを作ってプロアクティブを紹介していくことに変更します。
とりあえず「ニキビ関連のキーワード」を片っ端から拾って数で勝負していくスタイルです。
簡単なサイトなのですぐ作れますが
中身がないので、圏外に落ちていくのも早い。
というか、気まぐれなんですね。
Googleハネムーンと言う言葉があるように
たとえペラサイトでも、Googleは新規で作られたサイトを融合する傾向にありました。
だから、古いサイトはどんどん消えていく運命にあります。
まさに三日天下。
上位表示されるのは一瞬だけ。
もちろん、当時はみんながとんでもないスピードで
このようなキーワードでサイトを量産していたのでこれも当然といえます。
作ったサイトは「短期寿命」消えていくサイトよりもサイトの生産数を上回せる必要があった
作れば作るほど稼げる
これはわかるんですが、作業の手を止めてしまうとダメ
みたいなラットトレース状態ですね。
中身はすぐ作れるが
それをサイトに登録していくのが面倒
しかも、時間をかけようが書けないが順位変動にはあまり関係なく
とにかく数で勝負することしか収入を伸ばしていく手段はありませんでした。
ス一パ一なアフィリエイ夕一の方たちも
話の対象はもっぱら
「毎日の量産したサイトの数」
でしたね。
「今日は3時間で 260サイト作った 」
とか とにかく異常な世界でした。
で、ここで私は閃きます。
「あれ?これ全部自動化できるのでは…」
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