ハウツー記事、1記事を書くのに2時間以上の時間がかかる…
・1000文字以上の文章を書くのに2時間以上かかってしまっている
・1記事を書き終えたら次の文章を書く体力(ブログ力)が残っていない
私が妊娠中や育児中の方に提案する自分の資産ブログは
まずは1つのブログを丁寧に育てる
300記事が一応のゴール
です。もちろん、完全に外注さんに丸投げしてこの後も記事を追加していきますが
「1ヶ月に8記事の更新(週2回)」まで頻度を落とします。
でも、なかなか毎日1記事2記事とコンスタントに追加していくのは難しい。
1つの記事を書くのに2時間~6時間以上かかる
という質問をよく受けます。
これではスタート地点である100記事に到達する頃にはスタート地点にもかかわらず燃え尽きてしまいますね。
Skypeでよく相談を受けますが、1つの記事を書くのに膨大な時間がかかる人は共通点があります。
それは、ポイントの整理ができていない
ということです。
要するに、
何を書くのかが整理できていないまま書き始めている
のが原因だと思います。
今回はそんな「1つの記事を書くのにものすごく時間がかかる」人に向けてです。
私が記事を書くときに普段意識しているポイントをお伝えしたいと思います。
短時間で1000文字以上の文章を書くためのポイントまとめ
1,いきなり書き始めない・最初から書き始めない
順番は「小見出し」⇒「大見出し」⇒「本文」⇒「問題提起(文章の出だし)」の順番で書きます。
この記事で言うと小見出しは
2,分かりやすいように順番に並べる
3,【大見出し・小見出し】新聞のような書き方を意識する
4,できる限り文章を短くする
5,文章の出だしを工夫する
の5つのパートです。これをまず設定します。
紙で書くならレポート用紙・原稿用紙。
PCならばテキストエディタ。
どんな文章でも絶対に目次が必要なようにブログも例外ではありません。何の計画もなしにいきなり書き始めることはできるかぎり避けます。
なぜなら、白紙の段階でいきなり書き始める。
とするとどうしても「うんざり」が先に来てしまいます。
また、書いているうちに自分が何を言いたいのかが分からなくなってくるのもデメリットです。
時間をかけて書いた記事もイマイチ何が言いたいのか分からなくなってしまいます。
これを回避するには
最初にある程度の構成を白紙の紙に書き出しておくといいです。(マインドマップ的なものでもOK)
要するに「下書きメモ」を作る
ということですね。
小説なんかではプロットや箱書きとも言います。
まずは【小見出し】の部分を整理します。
あらかじめ、どのようなことを書くのかというのをメモで作っておきます。
自分の考えを記事にするのなら「散歩中」「外出している時」なんかが効果的です。
また、自分が何かをネット検索した時は必ずその調べたことを他人にも話す前提でメモを取るのがいいです。
これが「大見出し」「小見出し」といった見出しの構成になります。
これをあらかじめ白紙の紙に短い文で書き出しておくと便利です。
ある程度の構成ができたらそこにメモを書くような感じで
「どんなことを書くのか?」
「文字数はどれくらい?」
「一番伝えたいことは何なのか?」といったことを肉付けしていきます。
私はトイレの最中やお酒を飲んでいる時に思いつくことが多いです。
思いついたらすかさずメモを取るようにしています。スマホの手書きメモなどのほうが便利そうですがやはり紙とエンピツが一番です。
(あとあと考えると使えないものも多々ありますが)
こんなことをすると
余計時間がかかる!
という意見も出てきそうですがそのようなときは構成を作るためだけの日
を1週間に1日作ってみてください。10や20はすぐに作成できます。
ノートならA5の小さいノート。
iPhoneならば手書きパッド
AndroidならばGoogleKeep
といった長文を書くわけではないけれどすぐにメモを取れるようなものが便利です。
2,分かりやすいように順番に並べる
ざっと構成ができたら最初から順番を意識せずにまず一通り書いてみます。
それから文章を並び替えます。
【小見出し】のポイントが5つあるとしたら一番伝えたいもの。
これをできる限り一番最初に持ってきます。
アウトラインの項目の中の「要点の整理」です。
あとはそれがなぜ必要なのかを自分の言葉でまとめます。
これは後で変更することもありますが重要度が高いほうが先に来るようにします。
この小見出しは3つ、5つなどが分かりやすくスッと頭に入る数字です。
リンク集やアプリ紹介など
「自分にあったものを選んでもらう紹介の仕方」
の場合は10個や20個といった大量に紹介するやり方のほうが親切です。
3,【大見出し・小見出し】新聞のような書き方を意識する
白紙の紙に書くというよりは構成を決めてそれを穴埋めするような感じで文章を埋めていきます。
このブログでもこれから何度も出てきますが
ハウツー系文章の書き方の鉄板スタイルは
①読む人の問題を提示して関心を引く
②現状のマイナスポイントや【原因】を説明する
③解決策を提示する
④おすすめの商品などがあるのであれば具体的な提案をする
⑤まとめ
このような書き方になります。
(他にもありますがこれが一番時間がかからない…)
これを「タイトル」「大見出し」「小見出し」でまとめてみると
こんな感じになります。
テーマ「産後の授乳」
例)おっぱいが出ない
1,【大見出し】おっぱいが出ない人はどんなことに悩んでる
本文
2,【大見出し】おっぱいが出ないのはなぜ?
本文
3,【大見出し】おっぱいが出ないのはどうすれば解決できるのか?
【小見出し】1,
【小見出し】2,
【小見出し】3,
4,【大見出し】まとめ
こんな構成になります。あとはこれを埋めていくだけですね。
4,できる限り文章を短くする
これはずっと意識しているのですがなかなかできません。笑
1文は20文字から30文字にまとめたいところ。
Webの文章は基本的に「、」は打つ必要はあまりないと思っています。
句読点・接続詞の前
などはすべて「。」に変換できるかどうかを考えてみてください。
【あまりにも長い文章の例】
(シーン:ベビーシッターを頼んだ時)
初めに来た方は、ちょっと合わなかったので他の人にお願いしましたが(それもありです)結果、素晴らしいおばさんが来てくれてすべてお任せしていました。
出来る事を出来る人がすると言うスタンスのサークルなので、その人にこれは無理!と言われるまで全て頼めましたよ!
意味は通じるのですが読んでて疲れます。
ネットの文章、特にハウツーものは基本流し読み。
なのでこれを箇条書きのような書き方に変更します。
↓
初めに来た方はちょっと合いませんでした。
なので他の人にお願いしました。(それもありです)
その結果、すべてを任せられる素晴らしいおばさんが来てくれました。
そこは出来る事を出来る人がすると言うスタンスのサークル。
なので、その人にこれは無理!と言われるまで全て頼めましたよ!
こんなかんじになります。
【なぜ文章を短くする必要があるのか】
良くも悪くも流し読みされてしまうのがインターネットの文章。
なので、「。」から「。」までを
目を動かすことなく読める程度の長さにとどめておくことが大事なんです。
ビジネス文書のやり取りなんかでは
このようなことを考える必要はありませんが
最初からこれを意識すると手が止まりますので
記事を書いた最後に
ざっと明渡して
「。」に変えられるところがないかなというのをチェックしてみてください。
といってもこのブログの中でも出来てない文章がたくさんですが…
5,文章の出だしを工夫する
3で説明した文章構成「大見出し小見出し」の
①読む人の問題を提示して関心を引く部分。
ターゲットに対して
「あなたはこんなことで悩んでいませんか?」の部分。
記事の中でも最初はとても大切です。この書き出しで
「読まれる」「読まれない」
に分かれるからです。
私はほとんどの記事で具体的な悩みを3つ提示するようにしています。
箇条書きのような感じで構いませんので
その人が抱える問題点と
その問題に対する疑問などを最初に提示しちゃいます
【問題点】
何かと大変な新生児期。でも訳あって両親には頼れない…
【そして疑問】
・ベビーシッターはどうやって見つける?
・料金はどんなもの…あまりにも高いところは頼めない
・もし、自分に合わない人が来ちゃったらどうしよう…
問題点~疑問の要約みたいな感じになります。
この記事は私のことだと気づかせてあげるのはもっとも重要です。
まとめ
結構長い文も書き方のポイントさえ押さえればとても簡単にできます。
この記事は3,000文字以上ありますがそれでも1時間かからず書いています。
ハウツー記事の場合は特に、起承転結を意識する必要は全ありません。
私が美容系や育児系のハウツーブログを書く時の文章はほぼこの形になっています。(外注さんにもこうしてくださいとお願いしています。)
必然的に、具体的な例、その理由、証拠、そこから出てくる疑問などが提示できます。
そして最後のまとめでまた自分の意見をハッキリ提示するという形が必然的にとれます。(同じことを2回言うだけ)
やはり一番のポイントは
「最初に言いたいことを箇条書きにして構成を作る」
というところでしょうか?
これさえできれば後はその見出しに対して300文字~400文字程度の本文を埋めていくだけです。
慣れてくれば1000文字程度であれば20分もかからずに作成することが可能になるのでぜひ一度「書く前に構成を考える」というのを意識してみてください。
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