【2025年版】AIを使っても稼げない人の8つの特徴を料理に例えてみた

「ChatGPTに丸投げすれば稼げる」と思ったあなたへ

2025年、誰もがAIを使える時代になった。

しかし不思議なことに、「AIを使っているのに1円も稼げていない」という人が大量に存在する。

これは一体どういうことだろうか?

2016年、私は「ネットビジネスで稼げない8つのタイプ」という記事を書いた。あの頃の私は、音声入力やiMacrosといったツールを駆使して、必死に作業効率を上げようとしていた。今思えば可愛いものだ。

しかし2025年、状況は一変した。

AIという「圧倒的な武器」を誰もが手にできる時代が到来したのだ。

ところが——。

AIを持っているのに、包丁を研がずに料理コンテストに出場するような人が後を絶たない。

この記事では、2016年の教訓を土台に、AI時代特有の「稼げない理由」を徹底的に解剖していく。

あなたがこの8つのタイプに当てはまらなければ、勝手に稼げていくのがネットの世界だ。

なぜAIがあるのに稼げないのか?

答えは単純だ。

AIに直接「記事を書いて」と丸投げしているからである。

AIに「ブログ記事を書いて」と言って、出てきた文章を見て「うーん…」となった経験、あなたにもあるだろう?

薄っぺらい。誰が書いても同じ。検索上位に食い込む気配ゼロ。

これが2025年の現実だ。

しかし、ここで諦めてはいけない。

真の解決策は「AIに台本を作らせる技術」を身につけることである。

一言メモ(50文字)→圧倒的クオリティの台本(5000文字)→高品質コンテンツ

この流れを構築できれば、あなたのコンテンツは一気に2段階ステージが上がる。

「今日は疲れた」という一言が、3000文字の感情分析記事になる。 「リンゴを見た」というメモが、マーケティング戦略の考察になる。

これが2025年のコンテンツクリエイターに必須の差別化スキルだ。

それでは、AI時代でも稼げない8つのタイプを見ていこう。

今回も、わかりやすく「料理」に例えながら解説する。


1. AIに丸投げして「薄い」コンテンツを量産している

タイプ:「材料を全部鍋に放り込めば、勝手に美味しくなると思っている」

2025年最大の落とし穴がこれだ。

「AIがあるんだから、『ブログ記事書いて』って言えばいいんでしょ?」

違う。圧倒的に違う。

AIに直接コンテンツを書かせると、出てくるのは「誰が読んでも眠くなる一般論」だけだ。

なぜか?

AIは「台本」がないと、本領を発揮できないからだ。

料理に例えるなら、レシピなしで作った料理は「まあ食べられる」レベルにしかならない。しかしレシピ(台本)があれば、プロ級の味を再現できる。

ここで重要なのは、台本を「人間が」書くのも非効率だということだ。

私たちがやるべきは、AIに台本を作らせる精密なプロンプトを設計することである。

「一言メモ→詳細台本→コンテンツ」

この流れさえ構築できれば、あなたの生産性は10倍になる。

台本があれば、ブログにもPodcastにもYouTube動画にもSNS投稿にも、自由自在に展開できる。これぞ1ソースマルチユースの真髄だ。

AIに丸投げしている限り、あなたは永遠に「誰でも書ける記事」を量産し続けることになる。


2. 「楽して稼げるAIツール」を買いあさっている

タイプ:「1クリックで高級料亭の味が出せる魔法の調味料を探し続ける」

2016年は「1日30分で月収100万」という情報商材が溢れていた。

2025年は「AIに任せるだけで自動収益」という商材が溢れている。

本質は何も変わっていない。

「今より楽に稼げるAIツールはないか?」

こう考え始めた瞬間、あなたはノウハウコレクターの道へ一直線だ。

毎週新しいAIツールが発表される。 毎日新しい「稼げるプロンプト集」が販売される。

これにいちいち反応していては、一生稼げない。

なぜなら、ツールはあくまで道具だからだ。

包丁を100本集めても、料理が上手くなるわけではない。

大切なのは「台本設計力」という根本スキルである。

一度この力を身につければ、どんなAIツールにも応用できる。ChatGPTが消えても、Claude が出てきても、次のAIが登場しても、あなたは困らない。

ツール探しをやめて、「一言から台本を生成するプロンプト設計」に集中してほしい。

これが2025年における唯一の近道だ。


3. 「AIが全部やってくれる」と思って手を動かさない

タイプ:「料理ロボットを買ったから、私は何もしなくていいと思っている」

「AIに任せれば自動で稼げる」

この幻想を抱いている人が驚くほど多い。

残念ながら、2025年でも、最後は人間が手を動かす必要がある。

AIはあくまで「超優秀なアシスタント」だ。

あなたが「今日は疲れた」という一言メモを残す。 AIがそれを5000文字の台本に膨らませる。 あなたがその台本を確認・調整して、コンテンツ化する。

この流れの中で、「一言メモを残す」というたった30秒の行動すらできない人がいる。

AIは魔法じゃない。

あなたが何も入力しなければ、AIは何も出力できない。

「今日はYouTubeを3時間見たけど、一言もメモを残さなかった」

こんな日が続けば、当然1円も稼げない。

逆に言えば、毎日たった1つでいいから「一言メモ」を残す習慣さえつければ、あなたのコンテンツストックは勝手に増えていく。

料理ロボットがあっても、材料を入れるのはあなたの仕事なのだ。


4. プロンプトを学ばず、適当に「書いて」と言うだけ

タイプ:「『美味しくして』と鍋に話しかければ、勝手に美味しくなると思っている」

2025年、AIを使える人と使えない人の差は何か?

プロンプト設計力である。

「ブログ記事を書いて」 「もっと詳しく書いて」 「読みやすくして」

これでは、AIから平凡な答えしか引き出せない。

優れたプロンプトとは「精密な設計図」である。

  • 誰に向けて書くのか?(ターゲット)
  • どんな悩みを解決するのか?(ペインポイント)
  • どんな構成で書くのか?(フレームワーク)
  • どんなトーンで書くのか?(文体・雰囲気)
  • どんな例を使うのか?(具体例)

これらを明確に指定して初めて、AIは本領を発揮する。

そして、さらに次のステップがある。

「一言メモから、これらすべてを含んだ台本を生成させるプロンプト」を設計するのだ。

これができれば、あなたは「疲れた」という一言から、読者の心を動かす記事の台本を3分で手に入れられる。

プロンプト設計力は、2025年最強の差別化スキルだ。

ここに投資しない人は、永遠に平凡なコンテンツを量産し続けることになる。


5. いろいろなAIツールを試しすぎて、何も完成させていない

タイプ:「世界中の調理器具を買い集めるが、完成した料理はゼロ」

ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity、Notion AI、Gamma…

毎週新しいAIツールが登場する。

そして、毎週「これこそ最強!」と飛びつく人がいる。

1ヶ月後、何も完成していない。

なぜか?

ツールの習得に時間を使いすぎて、肝心のコンテンツ作成に時間を使っていないからだ。

包丁が10種類あっても、料理は1つも完成しない。

2025年に必要なのは、1つのツールを使いこなす力だ。

ChatGPT1つで十分。

そこに「一言メモ→台本→コンテンツ」の流れを構築する。

これだけで、あなたは月10本の高品質記事を生み出せるようになる。

新しいツールに飛びつくのは、この流れで月30万稼げるようになってからでも遅くない。

今日、あなたは何本の記事を完成させたか?

この質問に答えられないなら、ツール探しをやめるべきだ。


6. 「完璧なプロンプト」を作ろうとして、何も発信していない

タイプ:「まだレシピ本を100冊読めてないから、カレーは作れません!」

AIプロンプトの勉強に3ヶ月。 プロンプト集を5冊購入。 有料セミナーにも参加。

で、記事は何本書いた?

「…まだ勉強中です」

これが2025年版の「準備症候群」だ。

確かに、プロンプト設計は重要だ。

しかし、実際に使って試行錯誤しなければ、永遠に上達しない。

料理と同じである。

レシピ本を100冊読むより、実際に10回カレーを作った方が確実に上手くなる。

今日から、こうしてほしい。

  1. 一言メモを残す(30秒)
  2. AIに台本を作らせる(3分)
  3. 台本を確認・調整する(10分)
  4. コンテンツ化する(20分)

合計30分強。

これを毎日やれば、1ヶ月で30本のコンテンツができる。

「完璧なプロンプト」は、この過程で自然に生まれる。

準備ばかりして発信しない人は、冷蔵庫に材料を溜め込んでいるだけの人と同じだ。


7. 台本なしで、いきなりAIに記事を書かせている

タイプ:「食材が何もないのに、鍋に水を入れて火をつける」

先ほどの「準備症候群」とは真逆のタイプがこれだ。

「とりあえずAIに書かせてみよう!」

行動力は素晴らしい。

しかし、何も考えずに発車するのも問題だ。

「ブログ記事を書いて」

このプロンプトで出てきた記事を、そのまま投稿する。

結果?

誰も読まない。検索上位に来ない。収益ゼロ。

なぜなら、台本がないからだ。

  • この記事で何を伝えたいのか?
  • 読者のどんな悩みを解決するのか?
  • どんな構成で展開するのか?
  • どんな例を使うのか?

これらが明確でないと、AIは「なんとなく一般的な記事」しか書けない。

だから、まず台本を作るのだ。

あなたの一言メモ(種)→AIが作る詳細台本(レシピ)→高品質コンテンツ(料理)

この流れを忘れてはいけない。

種もないのに、料理は作れない。


8. 「高額AIコンサル」に入れば稼げると思っている

タイプ:「有名(であろう)な先生に弟子入りすれば、私も料理の鉄人になれる」

2016年、「高額塾」が問題だった。

2025年、「高額AIコンサル」が問題だ。

「月額50万円のAI活用コンサルに入れば、私も稼げるようになる!」

残念ながら、逆である。

高額コンサルに入ったから稼げるのではなく、 高額コンサルに入るから稼げない。

なぜか?

本当に稼がせる力があるコンサルタントなら、自分のコンテンツで結果を示しているはずだ。

しかし、多くの「AIコンサル」は、

  • 8時間のセミナー動画(中身はマインドセット論)
  • 抽象的なプロンプト例集
  • 月1回のグループコール(ほぼ雑談)

これで終わりだ。

具体的な「一言メモ→台本→コンテンツ」の仕組みは教えてくれない。

あなたに必要なのは、高額コンサルではなく、 実践と試行錯誤の時間だ。

無料のChatGPTと、この記事の考え方だけで、 あなたは十分稼げるようになる。

月額50万円あれば、何本の記事を外注できるか考えてみてほしい。


まとめ:2025年、台本があるかないかで全てが変わる

2016年から2025年まで、本質は何も変わっていない。

楽を求めすぎる人は、いつの時代も稼げない。

しかし、2025年は「武器」が違う。

AIという圧倒的なアシスタントを、誰もが持てる時代になった。

問題は、その使い方だ。

AIに丸投げする人は稼げない。 AIに台本を作らせる人は稼げる。

この差が、天と地ほどの結果の差を生む。

あなたがやるべきことは、たった3つだ。

  1. 毎日一言メモを残す(30秒)
  2. AIに台本を作らせるプロンプトを設計する(初回は時間がかかるが、テンプレ化できる)
  3. 台本を元にコンテンツ化する(20分)

これだけ。

台本さえあれば、ブログにもPodcastにもYouTubeにも展開できる。

一度作った台本は、何度でも使い回せる。

これが1ソースマルチユースの威力だ。

そして忘れないでほしい。

あなたにしか発信できない情報は、あなたの中にしかない。

AIはそれを引き出し、磨き、形にする道具だ。

道具の使い方を学べば、あなたのコンテンツは一気に2段階ステージが上がる。

2025年、最強の差別化スキルは「プロンプト設計力」である。

これは料理の世界で言えば「レシピ設計力」だ。

優れたレシピ(台本)があれば、誰でもプロ級の料理(コンテンツ)を作れる。

あなたが身につけるべきは、「一言からレシピを生成する魔法」なのだ。

さあ、今日から始めよう。

一言メモを残すところから。


P.S.

この記事自体も「一言メモ→台本→記事化」の流れで作られている。

種は「2016年の記事を2025年版に更新したい」というメモだった。

それがこの6000文字超の記事になった。

台本があると、楽勝。

あなたも試してみてほしい。

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP