確かに・・・私はクラウドソーシングは発注する側ですが、管理画面からいろいろな案件見てると本当に最近(に限ったことではない)のクラウドの案件は単価がちょっとおかしいです。
タスク開いてみると作業時間ベースで10分以上かかるようなものが
- 10円
- 15円
- 10円
- 10円
いくらなんでもこれ誰がやるの?・・・って思って見てみると
100件もあるタスクがほぼ埋まってる・・・なんてのもザラです。
まあ、これには理由があってこの案件に手を出す主婦層は
「在宅ワークでガッツリ稼いだる!というよりもスーパーのポイントを貯める」
感覚でやっているのですが
その主婦層が多すぎてどんどんライティングタスクは値崩れを起こしている始末です。
みたいなのが現状で、まともに稼ぎたい人は価格を見ただけで貧血で倒れるレベルです。こんなところでちまちま案件こなしててもまあ、恐ろしく時間がかかり、ほとんどの人がまとまった金額になる前に根負けしてしまうでしょう。
事実、最低振込額に到達する前に止めてしまった方は人数的には全体の半分よりも多いのではないか?と思うくらいです。
ということで、安い案件をこなさずにライバルがあまりいない場所を探している方におすすめなのがテープ起こし・音声データ文字起こしになります。
でもテープ起こしって熟練したスキル・タイピングスピードが必要なのでは?
一昔前はそうでした。
でも、今はツールの恩恵を最大限に使ってテープ起こしだけで月数十万の収入を得てる方もおられます。テープ起こしが全く初めての方でも気軽に依頼を受けるための環境づくりをご紹介します。
音声文字起こしを在宅副業にする3つのメリット
- ツール・AIの恩恵を最大限に享受できる
- ほかの内職と比べ単価がかなり高い
- スキルよりも丁寧さ!極端な話スマホだけでもOK
まず、内職で音声文字起こしを仕事にするメリットをお伝えします。
ほとんどの人はテープ起こしを特別なものと考えています。
だから、内職でライティングなどをするよりもライバルは圧倒的に少ないです。
なぜかというと、テープ音声文字起こしは
ものすごく時間がかかって熟練した人しか仕事にできない
とみなさんが勝手に思い込んでいるからです。時間がかかるのは事実だけどその分報酬は高い。
初心者にはハードルが高い
この常識があるからこそそこまで爆発的に供給側が増えないのです。
1,AIの恩恵
音声入力は1からなにかを作る作業ではありません。完成しているものを別の媒体に移すだけです。もちろんわかり易い表現に直したりといった多少のオリジナリティは必要になりますが基本的には日本語ができたら「時間さえかければ誰でもできる」在宅ワークです。
しかし、今はスマートフォンの音声入力などの武器があり
この音声文字起こしの仕事は今や、
本人の経験やタイピングスキルよりも
使っているツールなどのほうが重要度が高いです。
そして、aiの恩恵を最大限に向けることにより
ほとんど知識のない初心者の方でも、簡単に始めることができます。
2,【単価】慣れるとバイトの時給かそれ以上になる
そして他の内職と比べて単価が圧倒的に高いのもおすすめのポイントです。
ほとんどの在宅ワークは
初心者の方だと時給300円超えるのは困難です。
が、テープ起こしの場合はちょっと慣れてくると
時給800円~1200円も可能。
1時間のテープを起こすのに5倍~10倍位の時間がかかるので
相場は大体1文字1円あたりなのですが
ツールを最大限に利用することによって
- 最初のスタート地点
- 途中の作業工程
などが格段に楽になります。
3,スマホの音声入力が格段に使える
デバイス2台もちをする必要がありますが、音声入力で文字起こしするならスマホがやりやすいです。音声を再生するときも0.5倍速とかあるのですべてアプリでやってしまってもいいですね。
再生できればいい!
って方なら特別なアプリも必要なくすべてGoogleアプリだけで完結させることもできます。
初心者の方でも音声文字起こしの作業を驚くほど高める3つの方法
- 基本はスマホでできる工夫をする
- PC内部で音声を再生できるソフトをダウンロード
- You Tubeに文字起こしを丸投げする
現役で文字起こししている方も知らなかったって人が多かったです。
1,基本はスマホでできる工夫をする
ちょっと自分たちで話したskypeをすべて文字にする必要があったのでやってみました。
環境は
- Androidスマホ=音源再生用
-Androidタブ=文字起こし用
Androidスマホにイヤホンつなげて片耳に装着
AndroidタブにピンマイクつなげてTシャツにマイクを付ける
音源を再生しながら音声で入力していきます。今回は速さを調節できるアプリなどはダウンロードせずに普通の速度のものを聞いて音声入力しました。
で、感想は?というとまあ、当たり前のごとくすごく時間がかかります。
ただ、このパターンでやる場合は
- 音声を聞く
- ストップボタンを押す
- 聞いたものを自分で音声入力する
リフレインみたいなものなので時間は掛かりますがそこまでストレスにはなりません。
というか、音声入力するのに最も向いてるのはこれなのでは?
とも思ったくらい、聞いたものをただ繰り返す(シャドーイング)と音声入力は相性が良いです。文字を頭で考える必要がないわけですからね。
5分位の音源を試しにやってみてください。ちょっと衝撃受けると思います。
ちなみにPCの場合はUSBヘッドセットがあったほうがいいですがこのヘッドセット一つだけで耳から聞いて、話して音声入力ができます。
2,PC内部で音声を再生できるソフトをダウンロード
ということで、1番目は正攻法のやり方を紹介しましたが
ここからはショートカット技です。
名付けて
「勝手に文字起こし出来る環境をPCで作ってしまう」です。
まずはオーディオデバイスを提供するウェブサイトにアクセスしてソフトをダウンロードします。
このオーディオデバイスをインストールすることで、パソコンの内部での音源の再生が可能になります。
要するに外部スピーカーからは全く音を出すことなく、音声認識マイクに読ませることができるというわけです
実行ファイルがダウンロードできたらインストールダブルクリックではなく
右クリックから管理者権限で実行というコマンドを押してください
インストールドライバーをクリック
「インストールしますか?」とダイアログが出てくるのでインストールをクリック
このオーディオデバイスを正常に作動させるためには、再起動が必要になります。
起動したWindowsの画面から歯車を選択してサウンドを開きますそして入力出力共に先程のデバイスを選択します
これでパソコンの内部のスピーカーで音源を再生できるようになりましたので、Googleドキュメントを開いて、音声入力をクリックします
準備ができたら、テープを起こしをしたい音源を再生してみてください、
今回は過去に私が作成したドラゴンスピーチの音声入力画面をそのまま読み込ませてみたいと思います。
「ということでてんドラゴンスピーチの」というように話してしまっています。
この音声文字起こしの面白いところは内部で処理されているので
一切のサウンドが聞こえないことです。
特に音声入力テキストの画面だけ開いておくとかなりカオスですよ。パソコンの前に座っている本人は何もしてないのにどんどん文字が打ち込まれていきます。しかも静寂の中・・・
ウインドウズのドラゴンスピーチでの音声入力だったので、句読点をそのまま入力したものが、Googleドキュメントはそのまま反映されてしまっていますが、ほぼ間違いなく正確に入力できていると思います
Googleドキュメントはパソコンのスペックなどによっては結構な確率で全く認識しないことがあります。その時に重宝するのはこのスピーチnoteというアプリケーションです。
内部で自動再起動を繰り返しているらしく全然認識できてないってことがまずありません。
スピーチノートは音声入力する言語を選ぶことができます。設定を英語にして英語のYouTubeを再生(実際はパソコンから音は聞こえてません)すると恐ろしいスピードで文字起こしをしてくれます。
「この英文翻訳して日本語にしたらコンテンツ量産できすぎ!すげーっ!」
って思いましたが
Google翻訳はわけが分かりませんでした。
英語の文字起こしはほぼ正確なんですが自動でピリオドを打ってくれないため「Google翻訳さんもどこまでがひとつの文か分からない」っていうのも大きな原因だと思います。
Chromeのアドオンを使えばChrome上のテキストフィールドならどこでも入力できる拡張機能もあります。
文字起こしとは関係ないけど音源再生しながらブログとかも書けてしまう。
ただ、無料でも期限があったり、最初から有料だったりするのがほとんどなので、トライアル試してみて必要と思えば導入すればいいです。1000円ぐらいでそこまで高くないです
グーグルクロームでこのタグさえ開いておければどこのフィールドにも入力することができます
こちらは文字数がカウントできるウェブアプリにYou Tubeの音源を直接入力させてる画面です。
例によって音は聞こえていません。不気味
入力する場所を選ばないので、文字おこしを本当に専門でやるぐらいの方なら、こういうの導入も考えて良いと思います。1000円ぐらいでずっと使うことができます
3,You Tubeに文字起こしを丸投げする
次
これは結構知られてそうで知られてないテクニックなんですけど、YouTubeに音声付きの動画をアップロードするだけで、YouTubeのAIが勝手に文字起こしをしてくれます。
もちろん動画の種類によると思うのですが、セミナー動画などは結構正確にやってくれます。
バックグラウンドに音楽が流れてるやつとかはダメですね。むちゃくちゃになります。
だからこの方法は全く手間かかりませんけども、音源の種類を選ぶということになります。
まず、あなたはMP3の音源を手に入れることができたら、フリーソフトでも使って、とりあえずmp4の動画にしてしまいましょう。動画と言っても静止画の風景写真でも一枚挟んどくだけです。
そして限定公開でYouTubeにとりあえずアップロードしてしまいましょう。公開してしまうと著作権的にNG
動画公開処理が済んだ、YouTubeの画面はこんな感じです
三点リーダーをクリックします
文字おこしを開いてみてください
すると動画の右側に音声の文字起こしたデータが現れます。
何度も言いますが、正確か正確じゃないかは本当に、動画の内容によります。
そしてデフォルトではタイムスタンプが入ってしまってるので、これを消します
タイムスタンプ切り替えをクリックします。
これで数時間の音源でも
あなたが全く聞くことなく再生することもなく、勝手にYouTubeがとりあえず文字起こししてくれます。
もちろん、読めたもんじゃないデータもあるのでここからの修正が必要ですが、ゼロからやるよりはこういった既存のものを直すだけ・・・というのは非常に気が楽になるので長い音源の場合とかだと是非試してみたいところです。
静かなところで1人だけが喋ってるような音源などはかなり正確に文字起こしが可能。
何もせずに3時間くらいの文字起こしデーターが一瞬にして手に入ってしまいます。
これも知ってるか知ってないか?
ただそれだけの違いですよね
【最後に】どうしても時間がかかるので「いかに疲れない工夫をするか?」がポイント
音声入力で文字起こしするっていうやり方は
自宅でできる内職在宅ワークの中では
かなり単価が高い方なので是非やってみてください。
そして今までは
結構ハードルが高かったんですけれども
スマートフォンの音声入力を活用することによって
文字起こしのハードルがかなり下がったと思います。
もちろん初心者の方はある程度時間がかかるし
そうそう受注も取れないと思います。
しかし
例えばクラウドソーシングとかでやる場合は
トライアル期間として5件受けるまでは格安で行いますとか
いろいろ考えてみてください。
私の知り合いもこの方法で一か月に10万円ちょっと稼いでるんですが
常連さんというか常に頼んでくる人ができたらそこからは楽
って言ってましたね。
逆に言うと、新規から実績を作るっていうのが結構しんどいみたい。
だからこそこういった便利ツールをいかに使いこなすか?
がポイントになります。テープ起こし・音声文字起こしも立派なスキルです。
副業から本業になる可能性すらあるスキルなのでぜひ、いろいろと試してみてください。
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