「出産までの記録、子育ての記録をつけておけば、将来我が子にも語ることができる」
ブログやSNSでの情報発信には、こんなメリットがある:
- しっかり構築すると数年後は毎月あなたに収益をもたらす資産として残る
- 情報発信できるテーマ・体験が豊富な今が絶好のタイミング
- 同じ境遇の人から共感や感謝のコメントを毎日もらえるようになる
これ、何か自分に変化があった時に始めるのは本当に良いタイミングだ。
そして女性の人生最大の変化はやはりこの時期だと思う。
「誕生した瞬間から、世界が一気に輝きだしたように感じられるほど赤ちゃんという存在が与えてくれる幸福感は言葉にすることができない」 — 真鍋かをり
女性にとってこの時期って、人生でもとんでもない素晴らしい体験をする時期だ。
「妊娠中だからこそ何か新しいことを始めたい」
こんなことを考えたことはないだろうか?
そんな方に私が圧倒的にオススメするのは:
「自分の体験談や育児について勉強したことを、メタ台本としてまとめ、全プラットフォームで展開していくこと」
これが、AI時代の情報発信の最適解だ。
なぜ今、「メタ台本 × ワンソース・マルチユース」なのか
従来のブログ運営は、こうだった:
- ブログに記事を書く
- それで終わり
しかし、AI時代の今、これは非効率すぎる。
なぜなら、あなたの体験を届けるべきプラットフォームは、ブログだけではないからだ。
- Instagram: 画像で共感を呼ぶ
- X(旧Twitter): 短文で気づきを共有
- YouTube: 動画で詳しく解説
- TikTok: ショート動画で拡散
- Note: 長文で深く語る
- Pinterest: 画像で視覚的に訴える
- Facebook: コミュニティで交流
- LinkedIn: プロフェッショナルな視点で発信
- Podcast: 音声で「ながら聴き」を狙う
- Newsletter: メールで直接届ける
これら全てに、1つの体験から展開できる。
そのカギが「メタ台本」だ。
メタ台本とは何か?
メタ台本とは、1つの体験を多角的に分析し、コンテンツ制作の「素材集」にしたものだ。
例えば、あなたがこんな体験をしたとする:
「夜泣きで困っていたけど、○○という方法を試したら5分で寝た」
これを50文字でメモする。
次に、AIにメタ台本を作らせる。すると、AIはこの体験を多角的に分析して:
- なぜなぜ分析:なぜ夜泣きが起きたのか? なぜこの方法が効いたのか?
- 5W2H分析:誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように、いくらで?
- 感情の言語化:その時どう感じたか? 解決した時の気持ちは?
- 例え話の提案:この体験を料理や旅行に例えると?
- ユーモア要素:読者がクスッとする表現は?
- ターゲット分析:誰に刺さる体験か?
- キーワード集:「夜泣き」「寝かしつけ」「育児 睡眠不足」など
- 共起語集:「夜泣き」と一緒に検索されるワードは?
- その他戦略要素:どのプラットフォームで響くか? など
これらをAIが自動で出力する。
重要なのは、この段階ではまだ「コンテンツ」ではないということだ。
これは**「コンテンツを作るための最適な素材集」**なのだ。
この素材集があれば:
- ブログ記事を書く時:感情表現や例え話を使って共感を呼ぶ
- Instagram投稿を作る時:ビジュアルで伝えるべきポイントが明確
- X(Twitter)投稿を作る時:キーワードを使って簡潔に伝える
- YouTube動画を撮る時:話すべきポイントが整理されている
1つのメモから、複数のプラットフォーム用のコンテンツを、質を落とさずに展開できる。
これが、メタ台本の威力だ。
ワークフロー自動化ツールで「手動ならやってられない」を解決
ここで問題がある。
「複数のプラットフォームに手動で投稿するなんて、やってられない…」
その通りだ。
しかし、AI時代の今、ワークフロー自動化ツールがこれを解決する。
おすすめの自動化ツール
1. n8n(エヌエイトエヌ)
オープンソースのワークフロー自動化ツール。無料で使える。
例えば、こんなワークフローを設定できる:
[ブログに記事を投稿]
↓
[n8nが自動で検知]
↓ [記事本文をAIに渡して各SNS用に変換] ↓ [Instagram用キャプションと画像説明を生成] ↓ [X用ツイートを5本生成] ↓ [YouTube用台本を生成] ↓ [TikTok用ショート台本を生成] ↓ [Note用記事を生成] ↓ [各プラットフォームに自動投稿]
これが全自動で動く。
2. Zapier(ザピアー)
n8nと似ているが、UIがより初心者向け。有料プランが主だが、基本的な自動化なら無料プランでもOK。
3. Make(旧Integromat)
視覚的にワークフローを設計できる。複雑な条件分岐も可能。
4. IFTTT(イフト)
「If This Then That」の略。シンプルな自動化に最適。
具体的な自動化の流れ
【ステップ1:ブログに記事を投稿】
WordPressやNoteに、メタ台本をもとに作った2,000文字の記事を投稿する。
【ステップ2:n8nがブログの更新を検知】
n8nのWebhookやRSSフィード監視機能で、ブログの更新を自動検知。
【ステップ3:AIが各プラットフォーム用にコンテンツを変換】
n8nから、Gemini APIやClaude APIを呼び出す。
プロンプト例:
以下のブログ記事を、Instagram用の投稿に変換してください。
【ブログ記事】
{記事本文}
【Instagram投稿の要件】
- キャプション:300文字以内
- ハッシュタグ:20個
- 画像の説明:10枚分
【ステップ4:各プラットフォームに自動投稿】
n8nから、各SNSのAPIを呼び出して自動投稿。
- Instagram: Instagram Graph API
- X(Twitter): Twitter API
- YouTube: YouTube Data API(動画は手動、説明文は自動)
- TikTok: TikTok API(動画は手動、キャプションは自動)
- Note: Note API(非公式だがZapierで可能)
- Pinterest: Pinterest API
- Facebook: Facebook Graph API
- LinkedIn: LinkedIn API
【ステップ5:完全放置】
あとは放置。1つのブログ記事を投稿するだけで、7つのプラットフォームに自動展開される。
これが、AI時代のワンソース・マルチユースだ。
なぜこれが妊娠中に最適なのか
妊娠中・育児中は、こんな悩みがある:
- 時間がない
- 体調が不安定
- 複数のSNSを手動で運用するのは無理
しかし、メタ台本 × 自動化なら:
- 1つの体験をメモするだけ(5分)
- AIがメタ台本(素材集)を作る(5分)
- メタ台本をもとにブログに記事を書く(30分)
- あとは全自動で7つのプラットフォームに展開
合計40分で、7つのプラットフォームでコンテンツを展開できる。
手動なら7時間かかる作業が、40分で完了する。
時短率90%以上。
毎日はネタの宝庫
妊娠出産の時期。人生で初めてのことにいくつも遭遇する。
幸せなこと・辛いこと・イライラすること。
でも、これって言い換えれば、話す話題には事欠かないということにならないだろうか?
何か不安なことがあったらやっぱり調べるだろう? そして、自分で試してみて解決方法が初めてわかるわけだ。
でも、ここで終わってしまったらもったいない。
そのあなたが悩んで解決した方法、メタ台本にして全プラットフォームで展開しよう。
誰に伝えれば良いのかわからない?
という人は、過去の自分に伝えるようにしてみてください。
こうすることにより、あなたの知識はより詳しくなる。
何か問題に直面したら、「調べて解決するだけ」では不十分だ。
「人に教えられるようになって初めて知識として定着する」
だからこそ、自分の勉強のためにも、自分が経験したことは書いてみる。これが非常に重要になる。
そして、AI時代の今なら、その知識を複数のプラットフォームで同時に展開できる。
情報を受信する側から、発信する側へ
情報発信することで、「妊娠中や育児中のストレスも軽減されるはず」だ。
「育児が辛すぎて子供なんて生まなきゃよかった」
なんてコメントを2ちゃんねるやガールズチャンネルで書き込んでいる人になりたいか?
それとも:
「つらすぎる育児を感謝に変える10の言葉」
みたいな情報を発信して、「勇気をもらいました。ありがとうございます」などのコメントをもらえる人になりたいか?
あなたはどちらだろう?
文章力は不要。必要なのは「体験」だけ
こんなことを書くと、「文章が苦手だからブログなんて書けない」といった声が聞こえてきそうだ。
しかし、これは全くの逆で、**「文章が苦手だからこそブログを始めてほしい」**と思う。
そして、重要なのは:
「自分の思いを伝えることができれば、文章が苦手でもあまり関係ない」
ということだ。
今の時代、文章が苦手というのは言い訳にしかならない。
なぜなら:
- 音声入力が使える
- スマホに向かって話すだけで文章になる
- AIが文章を磨いてくれる
- 下手な文章でも、AIに「読みやすくして」と頼めば一瞬で改善
- メタ台本があれば、何を書けばいいか明確
- 感情表現、例え話、キーワード、全てAIが提案してくれる
あなたが日本人で日本語で会話できるスキルがあるなら、もうすでに、簡単にブログを書く準備は整っている。
いろいろなことを調べて(インプット)、自分の言葉で文章化していく(アウトプット)。
やることは、このインプットとアウトプットを繰り返すだけで、文章力なんて全く必要ない。
実は記事を書くのは「モバイル」で全て完結できる
「パソコンがどうも苦手で」という方へ。
書籍ほどの文章量になると確かにパソコンが必要かもしれない。
ただ、ブログの記事のような文章量だと、**「スマートフォンだけでほぼ完結」**できる。
私のこのブログの記事も、ほぼ全てスマートフォンから入力している。
もちろん、最終的にはパソコンを使う。でも、作業時間の比率で言うと:
- スマートフォン: 9
- パソコン: 1
位の割合だ。
椅子に座ってパソコンに向かわなくても、ソファーでスマートフォンで書く。
このスタイルで充分だ。
ベッドに半分横になりながら書くことも可能だ。
音声入力を使えば文字入力の時間はかなり短縮できる。
具体的なワークフロー例:1つの体験から全SNS展開まで
では、具体的にどうやるのか? 実際のワークフローを見てみよう。
【月曜日:体験をメモする】
朝、子供が夜泣きで起きた。○○という方法を試したら5分で寝た。
スマホのメモアプリに50文字で記録:
「夜泣きで困っていたけど、○○したら5分で寝た。これ、他のママにも教えたい」
【火曜日:AIにメタ台本を作らせる】
ChatGPTやClaudeに、こう入力:
以下の体験メモから、コンテンツ制作のための「メタ台本」を作成してください。
【体験メモ】
夜泣きで困っていたけど、○○したら5分で寝た。これ、他のママにも教えたい
【メタ台本に含めるべき要素】
- なぜなぜ分析(5回)
- 5W2H分析
- 感情の言語化
- 例え話の提案
- ユーモア要素
- ターゲット分析
- キーワード集
- 副キーワード集
- 共起語集
- その他戦略要素
AIが5分でメタ台本(素材集)を返してくる。
【水曜日:ブログ記事を書く】
メタ台本の素材を使って、2,000文字の記事を書く。
- 導入:メタ台本の「感情の言語化」を使って共感を呼ぶ
- 本論:「5W2H分析」をもとに具体的なステップを説明
- 結論:「例え話」を使ってわかりやすくまとめる
スマホで音声入力しながら30分で完成。
WordPressに投稿。
【自動化:ここから先は完全放置】
WordPressに投稿した瞬間、n8nが起動:
- Instagram用
- 記事本文とメタ台本をAIに渡してキャプションを生成
- Canva APIで画像を自動生成
- Instagram APIで自動投稿
- X(Twitter)用
- メタ台本のキーワードを使って280文字×5本のツイートを生成
- Twitter APIで自動投稿(1日1本ずつ)
- YouTube用
- 5分の台本を生成
- 台本をGoogle Driveに保存(あとで動画撮影時に参照)
- TikTok用
- 60秒の台本を生成
- 台本をGoogle Driveに保存(あとで動画撮影時に参照)
- Note用
- メタ台本の「感情の言語化」を強調した1,500文字の記事を生成
- Note APIで自動投稿
- Pinterest用
- 記事のアイキャッチ画像を自動投稿
- Pinterest APIで自動投稿
- Facebook用
- 記事の概要を生成
- Facebook APIで自動投稿
- LinkedIn用
- プロフェッショナルな視点で記事を要約
- LinkedIn APIで自動投稿
- Podcast用
- 3分の台本を生成
- Google Driveに保存(あとで音声収録時に参照)
これが全て自動。あなたがやったのは、ブログに記事を投稿するだけ。
【木曜日以降:反応を確認】
各プラットフォームで反応を確認。
- Instagramで50いいね
- Xで20リツイート
- Noteで10コメント
コメントには丁寧に返信。これもAIに下書きを作らせれば5分で完了。
1日1時間の習慣で人生が変わる
妊娠中って、10ヶ月ぐらいあるだろう。
この時期に、この習慣を身につけられたら、後々すごい武器になる。
重要なことは:
「ただの日記ではなく、人のためになる記事を書く」
たったこれだけだ。
2日で1記事位のペースでも良い。
書き続けたら、お子さんが生まれるときには100記事を超えている。
しんどい時、無理して書く必要はない。
出産後、「3歳になるまで書き続けることができたら」
ブログの記事数は500を超えるはずだ。
その頃になると、「しっかりと問題と向き合ったブログ」であれば、広告などによる収益化ができるようになる。
こうなれば、あなたの「その素晴らしい時期の体験談」が立派なウェブ上の資産になる。
1日に、何千人もの人があなたの情報を閲覧しに来るだろう。
お礼や、共感のコメントもたくさんもらえるはずだ。
収益的にも「保育園や幼稚園の学費ぐらいは補えるようになっている」はずだ。
しかも、ワンソース・マルチユースで7つのプラットフォームに展開しているから、影響力は7倍。
魔法のツールが揃った今がチャンス
ここまでいくと、ブログを書くことが習慣となり趣味に近くなっているはずだ。
毎日書くネタも、訪問者から提供してもらえるようになる。
顔こそ見えないけど、「たくさんの同じ境遇の方とコミュニケーションを取れ、しかも自分の資産をどんどん膨らませることができる」
このような魔法のツールが、「ブログを書いて情報発信していくこと」ということになる。
そして、AI時代の今なら、さらに強力な魔法が使える:
- メタ台本:1つの体験を多角的に分析し、コンテンツ制作の素材集にする
- ワークフロー自動化ツール(n8n、Zapier、Make):手動投稿から解放
- AI(ChatGPT、Claude、Gemini):文章力不要、音声入力でOK
どうだろう?
かなり書きたくなってきたのではないだろうか?
今回、私が書いたことは決して大げさなことではない。思いっきり誇張しているわけでもない。
現実に、「ブログを書き続けて人生が変わった」という人を何人も知っている。
多くの人は、「書くネタがない」のが1番の理由で書くことを諦める。
でも、今妊娠中でこれから育児が始まるあなたは、書くネタに困ることは無いはずだ。
用意するもの
【最小構成】
- ブログ(WordPress推奨)
- ドメイン:年間1,500円程度
- サーバー:年間10,000円程度
- 合計:月1,000円程度
- スマートフォン(音声入力用)
- AI有料プラン(ChatGPT PlusまたはClaude Pro)
- 月3,000〜4,000円
合計:月4,000円程度
【理想構成】
上記に加えて:
- ワークフロー自動化ツール(n8nは無料、Zapierは月2,000円程度)
- Canva Pro(画像生成用、月1,500円程度)
合計:月7,500円程度
もちろんパソコンはあった方が良いが、パソコンに向かう時間は作業時間の数分の1程度だ。
副業などという枠を超え、収益化と趣味を両立できる
もし、「時間もあるし何かを始めてみたい」という状況であれば、ぜひブログを書いて情報発信を始めてみる、のも1つの案として取り入れてみてほしい。
「副業などという枠を超え、収益化と趣味を両立できる」
かなり夢が膨らまないだろうか?
もちろん、「やるかやらないか」はあなた次第だが、今始めるにはうってつけのタイミングなので、ぜひ一度考えてみてほしい。
あなたの素晴らしい体験は、1つのプラットフォームだけで終わらせるにはもったいなさすぎる。
メタ台本 × ワンソース・マルチユース × 自動化
この3つの組み合わせで、あなたの体験を最大限に活かそう。
AI時代の今、これ以上のタイミングはない。
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