- 今からサイト作っても遅すぎるのでは?
- 狙うキーワードを決めたがとても上位表示できそうにない
- しかも、全くやったこと無いジャンルだし…
今回はこのように
儲かる市場でサイトを作りたいけどあまりにも激戦すぎ!
っていう問題についてです。
スポークに例えるサイト構成の続きになります。
頂いた質問はこちら。
扱う広告とサイトのテーマ・キーワードを決めたのですがそのジャンルのキーワードは月間検索回数が50万回を超える激戦ジャンルです。諦めるべきでしょうか?
今回ご質問いただいた方が狙っているキーワードは
とある恋愛ジャンルです。
私は恋愛・浮気などのテーマでは、
ブログを作ったことはありません。
でもアフィリエイト業界では稼げると評判ですね。
しかも、このテーマは
地球に男女がいる限り永遠になくならないテーマです。
流行り廃りがありません。
多くのお金が動くジャンルです。
それだけ沢山の企業や人が参入しています。
「じゃあ、いまさらやっても稼げないんじゃ?」
確かにキーワード単体で見ると
「月50万回の検索ボリューム」
は少しライバルが多すぎます。
この検索ボリュームをどこまで信じるかは置いておきます。
検索ボリュームという、数字だけみるとそうなります。
世の中には激戦と言われるジャンルは無数にあります。
- キャッシング
- クレジットカード
- 脱毛
- 美容整形
- 復縁
- ナンパ
- ダイエット
- 資格
- 副業・サイドビジネス
- 出会い
しかし、チャレンジするべきだと思います。
サイトへの集客を1つのキーワードに頼らない
ここで重要なのは
- ペラサイトでの上位表示を目指すなら無謀すぎる
- しかし、ページ数の多いサイトなら狙えるし、そのキーワードで上位に出なくてもOK
ので、そのジャンルでもあきらめないでチャレンジして欲しいと思います。
ただし、ペラサイトはあまりにも絶望的なので却下。
なぜなら、内部SEO対策の施しようがないからです。
「そのキーワードで最終的には上位表示を目標にする」
のですが、
「結果的に上位表示をされなくても稼げる仕組みを作ってしまえばいい」
このようなサイト作成を目指します。
これはどういうことかというと、
上位表示させたいページに送る
ぞくにいう集客ページをたくさん作ります。
被リンク目的ではない
その恋愛ジャンル関連のさまざまなキーワードで記事を書いて
そこ(出口)に送ってしまうだけです。
このような考え方をすれば
キーワードなんていくらでも発見できます。
細かいキーワードで集客して
最終的に上位表示したいページに送る。
これが結果的に内部SEO 対策になります。
でその出口ページを狙ったキーワードでの上位表示を目指します。
記事数が多くなればなるほど上位表示できる可能性が高まります。
しかし、あくまで目指すだけ。
上位表示できなくてもしっかりと集客できて売り上げにつながるサイトを作ります。
【サイト構成】重要なのは出口ではなく入口
多くの人は
「出口となるページの上位表示ばかり気にします。」
もしくは
そのページしか作ろうとしません。
このようにたった1ページで勝負しようという考え方の人が結構多いです。
でもほんとうに重要なのはそこではないんです。
本当に重要なのは入り口となる
無数の集客ページだったりします。
初心者の人は特にこのようなミスを犯しがちです。
例えると、スーパーマーケットのようなサイトを作ってしまうのです。
入り口が1つだけで、中でたくさんの商品を扱っている。
知らず知らずのうちに こんなサイト構成にしてしまっています。
この戦略が通用するのは知名度がある企業だけです。
個人レベルの小さなWebサイトで
この構造を真似したら絶対に失敗します。
建物はスーパーマーケットだけど
「入口のドアを死ぬほど作成して、中で扱う商品は3つ程度にする」
これが、個人が太刀打ちできてかつマニアックなお客さんのみ集客できる
基本的な考え方になります。
重要なのはやはり記事の内容です。
これの質を上げることによって
結果的に出口となるページの上位表示が可能になります。
また集客さえできていれば、出口のページが上位表示されていなくてもOK です。
そこに誘導するのはいくらでもサイトの中でできます。
絶対にやってはいけない事は
数打てば当たる作戦で、
集客ページといえど適当な記事を書かないこと。
よく見かけるのが
- 集客用ページは何の見出しも装飾もない「600文字以上で外注」強いたのが丸分かりの記事
- 出口の商品紹介ページのみそれなりに気合を入れて作っている
こんなサイトです。
確かに理屈はわかりますし
このようなノウハウが流行った時もありました。
しかし、「ほぼ稼げていないサイト」と断言できると思います。
なぜなら、そのコピーペーストされたような記事に
「どのような人を集客したいのか」
という部分が文章から全く見えないからです。
問題なのは、キーワードではありません。
「人」です。
どんな人間をそのキーワードに送るか。
これさえ意識していれば、
キーワードの検索ボリュームなど気にする必要はないというのが私の見解です。
ざっくり言うと、月間検索ボリューム5000~5万位のキーワードで記事を書いて
50万位の検索ボリュームの記事に送れば良いのでは?
と言う感じです。
そこで最終的に上位表示されればオーケー
上位表示されなくても細かいキーワードで集客できているのでオーケー
まずはそのジャンルの悩みを100個リストアップする
「その一つのキーワードで上位表示されなければ稼げない」
こんなサイトを作ろうと思っている事自体が間違いです。
では、全く知らないジャンルのサイトを作ろうとしたとき
どうのような感じで攻略していくのか。
私なりの手順をご説明します。
私なら新しいジャンルのサイトを作る時は
(全く自分の知らないジャンルでの話)
- そのジャンルの関連書籍を5冊ほど購入する
- そのジャンルのキーワードで上位に出ているサイトを10サイト以上閲覧する
- NAVERまとめなどのキュレーションメディアでまとめられているものをすべてエバーノートに送る
- Yahoo!知恵袋から悩みを100個以上リストアップしてキーワードを考える
この手順で進めていきます。
準備にかなり時間がかかりますが、
この工程を踏むと自分が全く知らないジャンルでもセールスページが書けるくらいに詳しくなります。
そのジャンルの関連書籍を5冊ほど購入する
なぜ、本を買うのか?
そのジャンルへの学習時間を短縮する効果が高いです。
一連の流れを手っ取り早く知ることができるからです。
ネットの情報は断片的なものが多いです。
なので、全体像を知るためにも
まずそのジャンルで書かれた本を何冊か購入します。
本や雑誌を参考にしながら集客ページを作るやり方はこちら
そのジャンルのキーワードで上位に出ているサイトを10サイト以上閲覧する
Googleで上位表示されているサイトをチェックするのは
記事(内容)をチェックするためではありません。
上位表示されているサイトの記事数(ボリューム)をチェックするためです。
アフィリサイトの場合記事は
外注で適当にボリュームアップしているものも多いです。
その辺りをチェックします。
NAVERまとめなどのキュレーションメディアでまとめられているものをすべてエバーノートに送る
コンテンツの作り方はGoogleで検索してサイトをチェックするよりも
まとめサイトをチェックしたほうが参考になります。
なぜなら、特にアフィリサイトの場合はSEO戦略のための記事が多いためです。
その点、まとめサイトはSEOではなく、閲覧数が一番大事です。
よく閲覧されている記事はやはりそれなりに人の手で上手くまとまっています。
私の場合は後でまとめて閲覧できるようにいったんすべての記事をエバーノートに送ってしまいます。
(ブラウザからエバーノートなどに送るのはweb clipperなどで検索してみてください)
Yahoo!知恵袋から悩みを100個以上リストアップしてキーワードを考える
最後に、Yahoo!知恵袋からその恋愛ジャンルに悩む人の悩みを100個リストアップしてその100個の悩みに対して書けそうなものは記事を追加していきます。
本でリライトした内容に加えてもいいですし
新しい記事を書いても大丈夫です。
要するにこのやり方も集客用コンテンツのボリュームアップです。
Yahoo!知恵袋での
「悩みを簡単にリストアップするマクロ」
については当サイトで無料で配布していますのでまたお問い合わせください。
ちなみにこの100個の悩みについては
キーワードは全く意識しなくてもokです。
悩みを拾って、後からキーワードを考えていくスタイルです。
その結果、最初に狙っていた大きいキーワードが上位表示されれば大成功。
されなくても100個の記事からアクセスを送ればいい。
こんな考え方です。
上位表示は結果論であって
人を集める集客ページさえあれば狙ったキーワードで
上位表示されなくても売上がゼロということはまずないです。
「稼いでいる人ほど検索ボリュームなど関係ないキーワードで集客している」
これが事実だったりします。
キーワードは重要!でもキーワードだけ見ても意味がない
キーワードは重要だけど稼げるキーワードなんてありません。
キーワードは重要だけどそのキーワードの背景のほうがもっと重要
「誰」を集客するかが見えているかどうかです。
そしてその人が何を考えてどんな背景を持ってどんなキーワードで検索してくるのか?
その悩みを解決する商品をそこで提示すれば自ずと売れていきます。
特に何か工夫をしなければいけないということはありません。
「集客-悩み-購入」みたいな面で考えるようにしてみてください。
購入に結びつく集客ワードはたくさん存在します。
ライバルが強いという理由で参入を躊躇していては
いつまでたっても楽天やアマゾンの新商品を
「商品名で紹介する」戦略しか取ることができません。
なので、躊躇せずに
激戦ジャンルにもぜひ、チャレンジしていくことをおすすめします。