2015年、私はこう書いた。
「3ヶ月で250記事書いて、クラウドソーシングで売れば37万円。でも自分のブログに投稿すれば、年37万円がずっと続く。だから、毎日コツコツ書け。」
当時、これは正しかった。実際、多くの人が毎日1記事ずつ書き、ブログを育てた。
しかし2025年の今、この戦略は根本的に間違っている。
いや、正確に言おう。「量を積み上げる」という思想は正しい。しかし、そのアプローチが、10年で180度変わった。
2015年の私は、こう考えていた
3ヶ月で250記事
↓
1日3記事弱のペース
↓
毎日コツコツ書く
↓
100記事でスタートライン
↓
300記事で収入の柱
これは、SEO過渡期の戯言だった。
なぜか?
「量」だけに注目して、「質」を軽視していたからだ。
衝撃的な事実:2025年、1日250記事は「可能」である
まず、あなたに衝撃的な事実を伝えよう。
2025年、AIとAPIを使えば、1日250記事は可能だ。
いや、お金があれば、1日1,000記事、1万記事すら可能だ。
Claude API
↓
50記事分のプロンプトを一括送信
↓
30分後、50記事生成完了
↓
これを5回繰り返す
↓
1日250記事完成
技術的には、できる。
しかし、ここで重要な問いが浮かぶ。
「その250記事、読まれるのか?」
ゼロ × 1万 = ゼロ—間違った方向に量産しても、無意味
ここで、最も重要な真理を伝えたい。
間違った方向に、いくら量産しても、ゼロだ。
悪い例:AIに丸投げで1日250記事
【プロンプト】
「育児ブログの記事を250本書いて。
各2,000文字。SEO対策して。」
【結果】
250記事完成。所要時間:3時間。
【しかし】
- どの記事も薄っぺらい
- どこかで見たような内容
- ターゲットが不明確
- 読者の悩みに答えていない
- 共感もユーモアもない
【結末】
検索上位に表示されない。
仮に表示されても、読者は3秒で離脱。
広告はクリックされない。
収益:ゼロ。
ゼロ × 250 = ゼロ。
いくら量産しても、質がゼロなら、結果もゼロだ。
良い例:設計図を作ってから、AIで量産
【ステップ1:設計図(メタ台本)を作る】
所要時間:1週間
- ハイパーニッチを決める
「3人目育児の赤ちゃん返り対処法ブログ」
- ターゲットを解像度MAXで設定
名前、年齢、職業、1日のスケジュール、
過去の失敗、心理状態、検索意図…すべて
- 記事のトーン、構成、差別化ポイントを決める
- 50記事分のタイトルと、各記事の「核」を決める
【ステップ2:AIで記事生成】
所要時間:1日
- 50記事分のプロンプトを一括送信
- 30分後、50記事生成完了
【結果】
- 各記事が、ターゲットに刺さる
- 読者の悩みに答えている
- 共感とユーモアがある
- 差別化されている
【結末】
検索上位に表示される。
読者は最後まで読む。
広告がクリックされる。
収益:月10万円。
質 × 50 = 収益。
最初の設計図が、すべてを決める
ここで、2025年の最重要ポイントを伝えよう。
最初の設計図(メタ台本)が、すべてを決める。
2015年の私の間違い
「とにかく毎日1記事書け。
100記事書けば、スタートラインに立てる。
質は後から上がる。」
これは、間違いだった。
質の低い記事を100記事書いても、スタートラインには立てない。
2025年の正解
「まず、1週間かけて設計図を作れ。
ターゲット、トーン、差別化、50記事の構成…すべて。
その設計図があれば、AIで1日50記事生成できる。
しかも、質が高い。」
設計図に1週間。記事生成に1日。合計8日で、50記事の質の高いブログが完成。
2015年なら、同じことをするのに3ヶ月かかった。
効率は、10倍以上だ。
「ダイエット」の例えを、2025年版にアップデート
2015年、私はこう書いた。
「1ヶ月で10kg痩せる、は間違い。毎日1時間歩くのを1年続ける、が正解。アフィリエイトも同じ。毎日1記事、コツコツ書け。」
これは、2015年は正しかった。しかし、2025年は違う。
2015年のダイエット戦略
目標:1年で10kg痩せる
方法:毎日1時間歩く
哲学:コツコツ継続が大事
プレイヤー視点。自分が走る。
2025年のダイエット戦略
目標:1ヶ月で10kg痩せる(しかも健康的に)
方法:パーソナルトレーナー + 栄養士 + 科学的メソッド
哲学:質の高い設計図があれば、短期間でも結果が出る
ディレクター視点。専門家に任せる。
ブログに置き換えると
2015年:プレイヤー思考
目標:1年で365記事書く
方法:毎日1記事、手打ちで書く
哲学:コツコツ継続が大事
結果:質がバラバラ。当たり記事は1割程度。
2025年:ディレクター思考
目標:1週間で50記事書く(しかも質が高い)
方法:1週間で設計図を作る → AIで一括生成
哲学:質の高い設計図があれば、短期間でも結果が出る
結果:全記事が一定の質。当たり記事は5割以上。
違いがわかるだろうか?
2015年は「自分が走る」。
2025年は「AI に走らせる。自分は設計する」。
1ヶ月10kg痩せるのは、今や「可能」である
ここで、重要な事実を伝えたい。
2025年、1ヶ月で10kg痩せるのは、科学的に可能になった。
- パーソナルトレーナー
- 栄養士
- 遺伝子検査
- 血液検査
- 最新の栄養学
- 科学的トレーニングメソッド
これらを組み合わせれば、1ヶ月10kgは「不可能」ではない。
もちろん、素人が勝手にやれば失敗する。リバウンドする。
しかし、正しい設計図(プラン)があれば、可能だ。
ブログも同じだ
2015年:素人が手探りで書く
1日1記事 × 365日 = 365記事
所要時間:365時間
結果:質がバラバラ。当たり記事は36記事(1割)。
2025年:設計図をもとに、AIで書く
設計図作成:1週間(50時間)
AI生成:1日(実働5時間)
合計:55時間
結果:50記事。当たり記事は25記事(5割)。
所要時間:1/7。当たり記事の割合:5倍。
クラウドソーシングで売るか、自分の資産にするか
さて、本題に戻ろう。
2015年、私はこう問いかけた。
「250記事を、37万円で売るか?それとも、年37万円がずっと続く資産にするか?」
2025年、この問いは変わった。
2025年の問い
「50記事の質の高いブログを、1週間で作れる。これを、どうするか?」
選択肢1:クラウドソーシングで売る
50記事 × 1,500円 = 7万5,000円
所要時間:1週間(設計図作成)+ 1日(AI生成)
時給換算:約1,000円
その後:ゼロ。
選択肢2:自分の資産にする
初月:収益ゼロ
3ヶ月後:月1万円
6ヶ月後:月5万円
1年後:月10万円
1年間の合計:約50万円
その後:メンテナンス(月2時間)で、月10万円が継続。
どちらを選ぶか?
答えは明白だろう。
設計図に投資する人だけが、生き残る
ここで、最も重要な真理を伝えたい。
2025年、設計図に投資する人だけが、生き残る。
設計図に投資しない人
AI に丸投げ
↓
1日250記事生成
↓
薄っぺらい記事の山
↓
検索上位に表示されない
↓
収益ゼロ
↓
挫折
ゼロ × 250 × 100日 = ゼロ。
設計図に投資する人
1週間、設計図を作る
↓
ハイパーニッチ、ターゲット解像度MAX、
トーン、構成、差別化…すべて決める
↓
AI で50記事生成
↓
質の高い記事
↓
検索上位に表示
↓
収益:月10万円
↓
次のブログも、同じ設計図で作れる
質 × 50 × 10ブログ = 月100万円。
設計図とは、具体的に何を作るのか?
さて、「設計図」と何度も言ってきた。
具体的に、何を作るのか?
設計図(メタ台本)に含めるべき要素
1. ハイパーニッチの決定
- 「育児ブログ」ではなく、
「3人目育児の赤ちゃん返り対処法ブログ」
2. ターゲットの詳細設定(解像度MAX)
- 名前、年齢、職業、家族構成
- 1日のスケジュール
- 過去の失敗体験
- 現在の心理状態
- 検索意図
3. 記事のトーン設定
- 共感的?教科書的?友達口調?
- ユーモアの入れ方
- 恐怖の煽り方
4. 差別化ポイント
- 他のブログと何が違うか?
- なぜこのブログを読むべきか?
5. 50記事の構成
- 各記事のタイトル
- 各記事の「核」(書くべきポイント)
- 各記事の構成(導入、本論、まとめ)
6. YMYL対策
- 避けるべき表現
- 断定を避ける言い回し
7. 収益化戦略
- AdSense?物販?
- どの記事で、どう収益化するか?
これを、10,000〜20,000文字で書く。
「えっ、そんなに書くの?」
そう。設計図は、記事より長い。
しかし、この投資が、すべてを変える。
1週間の投資が、1年を変える
計算してみよう。
設計図なしで量産
1日1記事 × 365日 = 365記事
所要時間:365時間
当たり記事:36記事(1割)
収益:月5万円(当たり記事が少ないため)
1年間の収益:30万円
設計図ありで量産
設計図作成:1週間(50時間)
AI生成:50記事(実働5時間)
合計:55時間
当たり記事:25記事(5割)
収益:月10万円(当たり記事が多いため)
1年間の収益:100万円(初月ゼロ、徐々に伸びる)
1週間の投資が、1年間で70万円の差を生む。
しかも、2年目以降はメンテナンスだけで月10万円が継続する。
「100記事でスタートライン」は、もう古い
2015年、私はこう書いた。
「100記事でスタートライン。300記事で収入の柱。」
これは、もう古い。
2025年の真実
【設計図なしの100記事】
→ スタートラインにすら立てない
【設計図ありの50記事】
→ 即スタート、3ヶ月で月1万円
記事数ではない。設計図の質だ。
クラウドソーシングは「修行」じゃない。「機会損失」だ
2015年、私はこう書いた。
「クラウドソーシングは、自分のブログで稼げるようになるまでの『ツナギ』にしろ。」
2025年、私はこう言う。
「クラウドソーシングは、機会損失だ。その時間を、設計図作成に使え。」
計算してみよう
クラウドソーシングで3ヶ月
1記事1,500円 × 90記事 = 13万5,000円
所要時間:90時間
その後:ゼロ。
設計図作成に3ヶ月
設計図:1週間 × 10ブログ = 70時間
AI生成:1日 × 10ブログ = 50時間(実働)
合計:120時間
10ブログ完成(各50記事)
3ヶ月後:収益ゼロ
6ヶ月後:月5万円
1年後:月50万円
1年間の収益:約200万円
どちらを選ぶか?
目先の13万5,000円か。
1年後の200万円か。
最後に:プレイヤーからディレクターへ
2015年、私は「プレイヤー」だった。
自分で記事を書く。毎日1記事、コツコツ書く。
これは、2015年は正しかった。
しかし、2025年、役割は変わった。
あなたは「ディレクター」になるべきだ。
- プレイヤー:自分で走る
- ディレクター:AI に走らせる。自分は設計する。
1ヶ月で10kg痩せるのも、1週間で50記事作るのも、今や可能だ。
ただし、条件がある。
質の高い設計図があること。
設計図なしで走れば、リバウンドする。設計図なしで量産すれば、ゼロ × 1万 = ゼロになる。
しかし、設計図があれば、魔法が起きる。
さあ、今日から始めよう。
クラウドソーシングで記事を売るのを、やめよう。
その時間を、設計図作成に使おう。
1週間、本気で設計図を作ろう。
ハイパーニッチ、ターゲット解像度MAX、トーン、構成、差別化…すべてを決めよう。
その設計図があれば、1日で50記事作れる。
しかも、質が高い。
そして1年後、あなたは笑顔でこう言っているだろう。
「あの時、設計図に1週間投資して、本当によかった」
金の卵を産むガチョウを食べるな。育てろ。
設計図という「餌」を与えれば、ガチョウは毎日金の卵を産む。
その選択が、1年後のあなたを変える。
プレイヤーからディレクターへ。量から質へ。
2025年の戦い方は、変わった。
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