1記事1000円払って納品された記事のクオリティが低すぎる
- 納品された記事に一貫性がない
- とてもじゃないがそのまま公開できない
- どこにでもあるような説明をただ並べただけの記事
お問い合わせをいただくメールの中でも
記事の外注関係のメールは決して多くありません。
しかし、その悩みは深いです。
せっかくお金を払って記事を書いてもらうのだから
やはりある一定のクオリティーは欲しいところです。
完全に丸投げ状態でも素晴らしい記事を書いてくれるの
はほんの1部の人だけです。
記事作成費用を無駄にはせず、かつ長くお付き合いしてもらうためには
依頼する側にも工夫が必要です。
「1記事にかかる価格は同じ1000円。でもクオリティに圧倒的な差がでます」
ということで
外注さんの記事のクオリティーを上げるためのポイントをお伝えします。
もちろん、上がってきた記事を修正する時に使っていただいても構いません。
外注に指示を出すときの7つのポイント
1,記事のテーマは絞りこんだものを提案する
テーマを絞ることで書いている方もかきやすくなります。
(何でも良いので)
- 「離乳食の記事を書いてください」
- 「つわりの記事を書いてください」
- 「内職の記事を書いてください」
このような指示を出している方は注意です。
絶対に質の良い記事は上がってきません。
記事のテーマが広すぎて指示を出された側も
何を書いて良いのか全くわからないからです。
「書きようがないけど依頼されたからには書かなければならない」
こんな状態で書いてもまとまった記事は絶対にできません。
これを解決するには、依頼を出す方からより具体的な内容を提案することです。
- 「初期の離乳食を全く食べない時の3つの対策」
- 「妊娠初期のつわりにオススメな5つの食べ物」
- 「妊娠中の方でも自宅でできる仕事7種類」
最低でも、このくらいは絞ってください。
外注さんの得意分野であってもこのぐらいは提案するようお願いしてみて下さい。
ただ単に、「つわり」と言う悩みでも、内容は様々です。
- 妊娠初期のことなのか?
- 食べ物について知りたいのか?
- つわりは何時から始まるのか?
- 何人目を妊娠中なのか?
- この時期でつわりが原因で痩せるのは危険なのか?
- 旦那につわりのひどさを説明するにはどう言えばいいのか?
- 食事以外でつわりを軽減する方法はあるのか?
ちょっと調べただけでも、このくらいは調査できます。
このように、相手の悩みを調べないでただ単に記事のテーマだけを外注さんに渡してもほぼ意味がありません。
2,【2000文字】ではなく、500文字×4を意識してもらう
2000文字続けて文章を書くのではなくて、イメージとしては4つくらいのブロックに分ける感じです。
「記事を書く人の精神的負担を減らすため」
500文字を4つ書くイメージです
400文字を5つ書くイメージです
まぁ、別に表現方法は何でも良いのですが
2,000文字の記事を書いてください。
という表現よりも、このような考え方にしてね!
と説明した方が安心されます。
実際に、記事を書いたことがある人ならわかります。
2,000文字って相当きついです。
特に、まだ文章作成の経験が浅い人ならなおさら。
しかし、長い文章の記事が欲しい時に使うのが
「500文字を4つ書いてください」
どういった魔法の言葉です。
「めちゃめちゃ単純な話ですが効果は抜群」
このように言ってあげるだけで、不安がかなり楽になるはずです。
「500文字なら簡単にかけるけど、2,000文字は難しすぎる」と考えている人が本当に多いです。
心理的なハードルを下げてあげることも
有効な手段の1つです。
3,そのキーワードで抽出した知恵袋のテキストファイルを渡す(参考資料)
基本私は記事をかくときは
Q&Aサイトよりお題を抽出してそれをまとめます。
(コピーするという意味ではありません)
参考までに外注さんにも、
知恵袋で抽出したファイルを渡します。
もちろん、ツールでの抽出なので
何割かは全く関係のない質問回答も混じっています。
「具体的な悩みや、あなたの知らない解決方法等があれば積極的にパクってもらって構いません」
と伝えて、どんどん参考に記事を書いてもらいます。
Q&Aサイトの回答を読んでみると
「自分でも思いもしなかった問題や解決方法」
が見えて来ると思います。
特に、
- 【問題提起の部分は質問文を参考に書く】
- 【解決方法の部分は回答文を参考にして書く】
これを教えてあげるだけでも、
出来上がってくる文章の質はかなり変わります。
4,【何を】ではなく【誰に】を常に意識してもらう
誰に向けての記事なのか?
を意識するだけでテーマも変わります。
キーワード一つにとってみても
「バナナ 栄養」
多くの人はこっち側で記事を書こうとします。
別にこれでもいいんですが、個人ブログのような規模のサイトで上位表示は難しいです。
しかも、これは「誰に」の部分が
設定されていないことがほとんどです。
なので、読んでいても誰にも響かないつまらない記事になります。
「何を」「誰に」書くのかは必ずセットで。
それよりも人を見ると
「バナナ 生後6ヶ月」などのキーワードが浮かんできます。
(この場合は離乳食期の赤ちゃんをもつママ)
このキーワードで記事を書けば
ただ単に「バナナの栄養はすごい」
みたいな記事には絶対にならないことがわかると思います。
【誰に】【何を】【どのようにして】伝えるか
このサイトの記事では度々出てきます。
外注さんにもこの考え方を徹底してもらいます。
5,魔法の言葉【なぜなら】
次のテクニックとして
解決案の提示の中に
「なぜなら」
を入れる事を意識してみてください。
これだけで恐ろしく説得力のある文になる魔法の言葉です。
「主張に対する根拠は必ずセットで考える」
実際に「なぜなら」を書くときと書かない時がありますが
■夏場の赤ちゃんはエアコンは必ず必要
なぜならとても暑がりで体温調節もうまくいきません
例えばお母さんが冷え性の場合はどうしても寒い位の室温には設定しません
しかし、それでは赤ちゃんの寝つきが悪くなる
だから、エアコンがオススメ
うまい例が見つかりませんですいません。
接続詞を多用することで文章を短くできるメリットもあります。(後述します)
その中でも
「なぜなら」
とか
「その理由は3つあります」
などの、主張に対する根拠はとても重要です。
6,【必ず】言い切る形にする
私が書いて欲しい文章は言い切り方の文章です。
まず、結論を提示してからその根拠を順番に説明していったほうがいい場合があります。
その場合、よくやってしまいがちなのが
曖昧な表現。
「今、このような美容法が人気だそうですよ」
みたいな言い回しです。
(ライターさんは女性の方も多いので尚更)
特に、調べて書くような執筆スタイルの人はこういった表現を使いがちです。
がここはあまり知らなくても
「人気です。」
みたいに言い切ってしまうのを徹底します。
書いてる人が弱気な文章に説得力はありません。
7,長い文章は短くまとめる接続詞を使う
「1つの文章が異常に長い」
このブログでも度々主張しています。
ネットの文章で改行もなく文章が異常に長いのはかなりマイナスポイント。
しかし、外注さんの中には、
「1つの文章は長い方がいい」
と思っている人もいる位です。
長い文章の方がなんだか知的に見える
こんな感じですが、これはウェブ上の文章には当てはまりません。
なので、私たちは
「ブログやウェブサイトの文章は出来る限り短い方がいい」
と言うことを教えてあげる必要があります。
具体的には、
- 「、」は使わず改行する
- 特に逆説の接続詞は「。」で一旦区切ってしまう。
文を短くする一例:
【なぜなら】
WEBのこのようなコラム系文章は
「良くも悪くも流し読みされるものだから」です。
【ということで、】
「1文を一目見て理解できる長さにするのが結構大事」
【例えば、】
論文などであれば「、」が一文の中にいくつも入るのはありです。
【が、】
スマホでボーっと見るようなテーマなので一文はできる限り短くしてください。
【具体的には、】
「、」を打てるところで「接続詞」を使ってください。
【かといっても、】
「そんなこと意識していたら筆が止まります」
【なので、】
これは最後のチェックの時に長い文章があれば削れないか考えてみてください。
(1文の中に「、」が3つ以上ある場合)
※上の文はあえて接続詞を使いまくってみましたが実際に書く時は
「これくらい使いまくってもいい」
し
「接続詞のみ適度に省いても」構いません。
できれば「。」2~3行ごとに改行してあげるともっと親切です。
まとめ
今回は、外注さんに納品してもらう記事の質を上げるためのポイントをお伝えしました。
別に全部でなくて構いません。いくつかでも教えてあげるだけでかなり記事の質に違いが出てくると思います。
- すでに外注に依頼してるけど満足をした記事がなかなか上がってこない方
- これから外注化と思っているが、どんな指示を出せばいいのかよくわからない方
ぜひ1度試してみてください。
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