- 納品記事が「内容が薄い」「何かが違う」
- 修正するだけでかなり時間がかかる
- 突然、「今回で終了します」宣言された
- 納期に大幅に遅れる
- 「自称ライター」の記事をコピーチェックすると・・・エッ? (;゚⊿゚)ノ マジ?
アフィリエイターで記事の外注の悩み・トラブルは本当に多いです。
これがまだ、大量発注型(キーワード重視)の
600文字とかのコンテンツだと諦めもつきます。
しかし、それなりの予算をかけた
コンテンツ重視の長文記事が
「とても公開できるレベルじゃないクオリティ」
で納品されると
・修正するには時間がかかりすぎる
とまあ、なんとも言えない中途半端な状態が続きます。
これでは
・記事作成は外注任せ(楽勝)
のはずが
・お金を払ってゴミサイト作成(鬱)
という、負のスパイラル状態になります。
私は今でこそ新規の外注は募集していませんが
(作業を分担してもらう書き方)
1年以上継続して記事を書いてもらっている方は数人おられます。
ライターを集める時に一番重要なのは
選別
です。
特に全てを外注しようとしている場合。
ここをミスると収益化ができるサイトを作れずに
外注費ばかり出て行く事になるので注意です。
今回はそんな外注ライターの選別方法についてです。
長文、と感じるのは人それぞれですが
一応、1人あたり
1記事1500文字
1ヶ月10記事程度依頼
みたいなイメージで読んでください。
お金をかけた長文記事をムダにしないための5つの注意点
1,「短文記事」と「長文記事」の違いを分かってる人を選ぶ
これを相場よりも安い単価で
プロジェクト形式(外注さん一人一人に依頼)だと相当工夫しないと
というか応募があるかどうか微妙なラインです。
この辺りが難しいです。
「1500文字」なら
最低0.5円~1.5円は欲しいかな?
というのが正直なところです。
3,000文字とかに文字数をあげると
もっと一文字当たりの単価を上げる必要があります。
なんていうか、
「誰でも書ける文字数のボーダーライン」
みたいなのがあって、~800文字文字程度かな?
という感じです。
それを超えて1500文字2000文字と上がっていく。
すると事前の下調べや見出しの構成など。
最初の段階で考えないと書けないので
手間も時間もかかります。
これが「できない・面倒」と思うライターがほとんど。
逆に、長年執筆経験があり
書ける!と思ってるライターは
0.5円ではまず応募しません。
例えば今1つの育児ブログを専属で書いてもらっている人には
月に8記事
2000文字
12000円(単価1500円、0.75円)
で外注してますが
こういう人はなかなかすぐには見つからないです。
なので、新規で募集書ける人は
まずは自分の希望単価で募集かけてみて
「どんな属性のライターが応募してくるのか?」
を見てみてください。
納得される部分が多いと思います。
特に1500文字の記事を600文字の記事の延長
と考えている人は注意が必要です。
そういう人が書いてくる記事は
「ほぼ水のようなカルピス」
で本当にスカスカ・・・
言い回しも同じ意味合いで、ただ単に文字数を埋めただけの記事。
「記事」という、1つのジャンルでも
600文字と1500-3000文字の記事は全く別物
という認識を持っているライターさんの選別
が特に重要かと思います。
2,タイトル案を【提案】の段階で提出してもらう
これを読むだけでも
だいたいその人のスキルが想像できると思います。
まずは、2つでも3つでも良いです。
書こうと思っているタイトル案を提案してもらいましょう。
あらかじめ依頼分に明記しておきます。
ここで、大体センスがわかります。
以下、雑でも内容が良かった提案のサンプル。
脚色一切なし!
明確なテーマなどを書き忘れていてすいませんでした!!
– 抱っこしてせっかく寝かしつけたのにベットに置くと泣いちゃう赤ちゃんへの裏技
– 歩きだしたばかりの子供のヒヤヒヤお散歩を安全に行う方法
– オッパイはここでは出せない!でも泣きやませないといけない時の魔法のグッズ
以上の様な記事やちょっと早いですが
教育方法なども書かせて頂けたらと思います!
どうぞ宜しくお願い致します!
私:おお!知りたい〜
採用!!
わーい(^-^)
ありがとうございます☆
皆さんに喜んでもらえるように頑張ります!!
雑ですね。笑
この人は、長い文章の提案こそありませんでした。
しかし、内容から方向性もしっかりしていました。
また、どんな記事を書くのか?も
こちら側にも明確にしてくださったので即採用になりました。
長くお付き合いさせていただきました。
結果的に大正解だった例です。
これが逆に
母乳について
育児のストレスについて
乳腺炎について
こんな提案なら、
おそらくライターさんの中での記事に対する想いがないんです。
納品される記事のクオリティーもおのずと想像がつきます。
3,【損切り覚悟】で1記事だけ書いてもらう
過去に書いた記事の提示はもちろんのこと
テスト用記事として、1記事納品してもらいましょう。
その記事は、
たとえ本採用しなくても料金を払うことを明記しておきます。
アルバイトで言う、仮採用期間のようなものです。
この1記事においては
相場よりも安い価格設定でも構いません。
そして、納品された記事をチェック。
あなたのフィーリングで
採用するかどうかを決めて構いません。
ちなみに私なりのチェックポイントは以下の通り。
3-1「当たり前」コピーツールでチェック
「すべてオリジナルの文章で」
という募集をかけているにもかかわらず
チェックツールにかけると色々なサイトからコピペしまくった記事。
納品してくるライターは少なくないです。
こういう方は、言うまでもなくこの時点で論外。
性格的に、ばれなければいい
という魂胆が見え見えなので。
私は、色々なサイトの情報を
コピーペーストで集めるのは
別に悪いことだとは思っていません。
しかし、このコピペの度合いによって
サイトが圏外に飛んでしまっては話になりません。
(この辺はGoogleしか分からない)
コツコツ作ってきた個人ブログレベルのメディアが
圏外に飛んでしまうのはかなりリスクなので
やはりコピペは避けるのが無難です。
私が使っているコピーチェックツールはこちら。
コピペチェックは必ず必要になります。
記事を外注するにあたって、
コピーチェックツールを使わないのはかなりリスクが高いので注意してください。
3-2 各見出しで取り扱っているテーマをチェック
コピーチェックツールをクリアした後は
各見出しのタイトルに注目。
これを工夫しない(できない)方はかなり多いです。
例えば、
1,朝晩2回しっかりと洗顔を行う
2, 1日8時間以上睡眠をとる
3,油ものを控える
webライターの方は、
記事の中の見出しはこんな感じでいいと思っている人が多い
です。
しかし、この見出しは
当たり前のことしか書かれておらず
誰でも知っていることをただ並べただけです。
「口臭を防ぐには毎日歯を磨く」
と言っているのと何も変わりません。
こういう構成の記事は、たとえ見出しがしっかりしていても
コンテンツ的な価値はゼロです。
少なくても、訪れたユーザーが
「読んでよかった」
と思える価値のある情報や
新しい情報が入っていなければ全く意味がありません。
ちょっと適当ですが、
1,石鹸を使った洗顔を止めてしまう
2,炭水化物は1日1食にする
3,調理に植物油は使わない
これくらいの、少なくても見ているユーザーが
「他とは何か違う」
と思える見出しを設定できなければ意味がありません。
スマートフォンユーザーは
ほとんどの人が、
最初の段階で見出しのみざっと流し読みします。
この段階で
1,朝晩2回しっかりと洗顔を行う
2, 1日8時間以上睡眠をとる
3,油ものを控える
こういうことが書かれていると、
一撃で離脱されてしまうのは目に見えています。
3-3 具体性があるかどうか?
次にチェックするのは、
記事の内容の具体性と根拠です。
例えば、
石鹸を使った洗顔を止めてしまうと大人ニキビが治ります。
これでは説得力が足りません。
「これを言いっぱなしにしていないか」
をチェックする必要があります。
この場合だと、
石鹸を使った洗顔を止めるべき理由が
本文になければダメです。
最低限↓
例:なぜなら、
大人ニキビの場合は、外部からの汚れと直接関係はなくほとんどが肌の乾燥からくるもの。肌が乾燥しているから、体の中からどんどん油を出そうとするのです。特に、夜のダブル洗顔などは大人ニキビの原因を直接作っているようなもの。女性の場合は、完全に洗顔を止めることは難しいかもしれないが、ファンデーションなど極力優しいせっけんでも落ちるようなものを使用し、もちろん朝は水洗顔のみにする。
このように、
「見出しの解決策」に対する明確な根拠が絶対に必要です。
特に、その分野に詳しくない
その都度感覚でライティングをしている人は
この部分をおろそかにして、
言いっぱなしになっている文章が多いです。
3-4 感情をたくさん表現している?
これ、かなり重要です。
ハウツーものでもトレンドブログでも特に
「人間の感情が入ってない記事」
は読んでて面白くないです。
また、「記事とは感情を出してはいけないものだ」
と考えているランサーがほとんどです。
また、普通の依頼をすると外注さんは
どんな記事を書けばいいか分かりません。
極端に言うと書きたくてもかけないんですね。
よっしゃー!
これヤバい!マジでヤバい!
めっっちゃ、疲れた
依頼された記事にこんなこと書けば
間違いなく書き直しをくらう
と思ってしまってるわけです。
なので、これは依頼する時に
とこちらから付け加えるべきです。
特にトレンド系ブログ。
この感情のない記事はほかのサイトと区別ほとんどできません。
結果、全くアクセスを稼げない無意味なサイトになります。
しかも、書いてる方も全然面白くない。
特に、「指定された文字数をただ書けばいい」
と思っているライターさんに当たると
「表面上の薄い情報ばかりを並べていて、書き手側の感情がない」
こんな記事ばかりになります。
読んでるほうも
この記事を書いている人は
つまらなくイヤイヤ書いていたこと
が容易に想像できてしまいます。
外注さんに依頼する時は特に、
機械的で人間味のない記事は依頼しないように!最初にちゃんと伝えよう!
淡々とお通夜のような説明している記事よりも
「ほげ~~!!」とか入ってる記事のほうが楽しいですよ。
3-5 改行が適度に設定されているか?
できれば、納品の段階で改行・文章の長さ
なども出来る限り手を加えないようにしたいです。
なので、
- 1行は40文字以下で改行する
- ひとつの文章を長くしすぎない
この辺を、注意点として予め伝えておきます。
たとえば先ほどの文章
「石鹸を使った洗顔を止める」だと、
実際に納品してほしいのはこんな感じになります。
大人ニキビの場合は、
外部からの汚れと直接関係はなく
ほとんどが肌の乾燥からくるもの。
肌が乾燥しているから、体の中からどんどん油を出そうとするのです。
特に、夜のダブル洗顔などは
大人ニキビの原因を直接作っているようなものです。
女性の場合は、完全に洗顔を止めることは難しいかもしれません。
でもファンデーションなども
「極力優しいせっけんでも落ちるようなもの」
を使用し、もちろん朝は水洗顔のみにしましょう。
例えば、・・・・・
そのサイトのジャンルによって違うと思いますが
ひとつの見出しを、改行無しで4行以上ある文章は読まれません。
アップロードする時の手間を省く為にも
自分の希望はしっかりと伝えるしたほうがいいです。
4,「意気込みだけ」の人(特に初心者)に注意
みたいな初心者は
「1500文字で750円ももらえる」
と意気込みだけで応募してくる人もいますがそういう人は
かなりの確率で途中下車
されます。
記事を書いた人はわかると思いますが、
たとえ1,500文字程度でも
定期的に書いていくのはかなり困難です。
しかし、初心者の人はその継続の大変さを知りません。
ただ単に、イメージだけで応募してきます。
なので、提案を見たときに
「実績がほとんどないのに、意気込みだけ素晴らしい人。長文で提案をしてくる人」
はありがたいといえばありがたいのですが
最後までモチベーションが続かないことがあります。
もちろん、ちゃんと最後まで素晴らしい記事を書いてくれる人も多いんですが…
5,必ず、感謝を伝えて褒める
おもいっきりキレイごとですが、結構大事なことだと思っています。
アフィリエイターが孤独なように在宅ライターも孤独です。
「良いライターさんに巡りあった後は、やはり長く続けてもらいたい」
それにはやはり、お金だけではモチベーションは続かないです。
人の役に立てて感謝される行動をした。
これが次へのモチベーションの継続にもなります。
ランサーズのタスクでアンケート取ったことがあります。
「こんなクライアントはイヤ」
というアンケートで一番多かったのが
「具体的な指示がなく、コミニケーションも雑で、いつも上から目線」
と言った回答でした。
これ、かなり容易に想像できます。
とにかく、この業界は
「ライターに仕事を与えてやっている」
こんな目線の人が異常に多いです。
たとえあなたがそうでなくても
メッセージの返信が適当だったりすると
同じ印象を持たれてしまいます。
※すでに信頼関係を構築できてる人は別
なので、自分がちょっといいなと思うレベルの記事。
これくらいでもおもいっきり褒めましょう。
褒められると人間は嬉しいものです。
あまり、作業時間とか文字数とか関係なく書いてくれるようになります。
まとめ
- 文字数が多い記事と少ない記事は全くの別物と理解する
- 最初の段階でタイトルはをいくつか提出してもらう
- テスト記事を必ず1つ書いてもらう
- 初心者の人は「翔」と思っているだけで実際書いてみると大変さが分かって続かない場合が多い
- ある程度納得いく記事が納品されたらとにかく感謝する
今回は、記事の質を上げるためにももちろんですが
主に、最初の段階のライターの選別方法についてお伝えしました。
もちろん、これが全てではありません。
どちらかというと、最低限やっておきたいことです。
この辺を間違ってしまうと
「時間もかかるお金もかかる」でも一向に収益化できない
こんなことなら最初から自分で書いた方がマシだった(半年後)
みたいな事にもなりますので
特に、コンテンツ重視のブログを作る場合は
外注さんの質も十分に考慮する必要があります。
ということで
「時間をかけて長文記事が多いブログを外注していく時」
の参考になればと思います。
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