育児関連のブログ、作る最初の段階で考えるべきことは?
妊娠について、出産時のこと、新生児のお世話など…記事もいくらでも書けそうですが、方向性を間違うとアクセスもモノも売れないブログになってしまいそうです。(いま、育児で売れる物販アイテムも思いつきません・・・)
今回いただいたのはこのような質問。
このブログは
「妊娠・育児中の副業戦略」
というタイトルにも関わらず
アクセスされる人は育児中ではない方が多いです。笑
しかし、タイトルから
このような育児中の方からもボチボチ質問を頂きます。
「結果が出るか不安」
「過去に書いたことがあるけど結果が出なかった」
副業としてブログをやるからには
収益化を考える必要があります。
中でも最も重要なのはコンテンツです。
方向性を間違うとアクセスもモノも売れないブログになってしまいそうです。
まさにご質問いただいたこの部分ですね。
※今回の記事はアドセンスよりも物販アフィリ中心のブログ(育児)を作る時の考え方などをまとめています。
育児ブログを収益化するときの考え方のポイント
もしあなたが
- はじめて育児ブログに挑戦する
- すでにブログを書いてるけれど月に3万円以下
であれば
下記のことを決めて書いてみてください。
(現在5万以上上がってるなら、そのままのスタイルで書き続けていただいてOKです。この記事は無視してください。)
- 1,自分で考えて書かない
- 2,「問題の解決策」に「商品そのもの、もしくは、商品の特徴」を必ず入れる
- 3,キーワードから入らない
- 4,テキストリンクのみ、バナーは貼らない
- 5,機械的な記事は書かない(Wikipediaみたいな
1,自分で考えて書かない
まず、ブログの記事は絶対に自分で考えて書かないこと。
なぜなら、自分の経験則や頭のなかだけで考えると限界があるから
例えば、今現在育児中の方でも、
自分の頭の中で考えて搾り出せるテーマなんて限られています。
これを解決するには
コンテンツは自分で考えずに客観的視点を持って調べ
しっかりと悩みに対して答えを返せる記事を作ることです。
2,「問題の解決策」に「商品そのもの、もしくは、商品の特徴」を必ず入れる
そして、できれば
扱う商品中心にブログの記事テーマを構築していくようにします。
要するに、
「記事数は少なくても良いので、商品紹介に繋げられない記事は書かない」
このくらいが丁度良いです。
※もちろん書けるなら書いてもOK
その商品が解決できることは何か?
を考えて、
悩み→解決方法(商品)
のように出口までつながる記事の書き方をします。
誰の何を解決する商品なのか?という発想ですね。
神業的発想として
ジャパネットたかたの売り方を例にとってみます。
(既に知っておられたらスルーで)
2-1 [ボイスレコーダー]を扱う時の高田社長の神業的発想
イメージ画像が古くてすいません。汗
今までボイスレコーダーといえば、
口述筆記の作家さんや、会議の議事録
といった、かなりビジネス的なイメージがありましたが。
高田社長は、
このボイスレコーダーを、働く主婦に売っています。
見せ方としては、
子供が小学校から帰ってくる。
家の鍵を自分で開けて部屋に入る。
リビングのテーブルにボイスレコーダーが置いてある。
子供がボイスレコーダーの再生ボタンを押すと
「●●ちゃん。おかえり、今日のおやつはプリンです。冷蔵庫に入っていますので食べてください。お母さんはいつも通り6時半に帰宅する予定です。ゲームをするのはいいけれど宿題を済ませてからにしてね」
こんな感じです。
発想がすごすぎて、凡人には、真似できませんが。
こういう
「この人には何が必要でどうしたら喜ばれるか」
みたいな発想を常に考える必要があると思います。
この視点を持つことができれば、
あとはそれに必要な文章を書いて商品につなげてあげるだけ。
→工夫の1つにボイスレコーダーを置く
こういうコンテンツ作成のイメージですね。
2-2 キーワードから考えない「提案型の売り方」ができます
ボイスレコーダーを売りたいアフィリエイターと
キーワードが違いすぎるためまったく被ることがありません。
結局は、アフィリエイトはこういった
「必要な人に必要なものを売る(気づかせる)」
という懸け橋でしかありません。
しかし、この発想持てていない人は
「ボイスレコーダーはノイズキャンセル機能もあり録音時間が何時間で女性にも持てる軽さ。」
このような説明しかできません。
こういうのは、商品販売ページに書いてあります。
要するに、
「誰に売るか」という発想がないので
「ボイスレコーダーを売る」という発想しかできません。
これでもいいのですが、
「検索エンジンで集客する」場合
コンテンツとして微妙な記事をたくさん量産する必要があります。
ほとんどの人がこういう発想のため
新商品が発売されたらすぐに記事を作らないと
すぐにその商品キーワードで検索結果が埋め尽くされる。
要するに、販売ページと同じような記事を作り続けるラットレース状態になります。
なので
・ブログで売る商品は扱う商品の探し方
は誰に何を販売するかを考えると
いろいろなものが見えてくると思います。
この発想を鍛えるには
やはりしっかりとしたリサーチと、そのジャンルに詳しくなる事
が求められます。
2-3 もう1つサンプル(高田社長)
(そのうちの1つにデジタル一眼レフカメラ)
(詳細は覚えてませんがこんな感じだったと)
こんなセリフをテレビの前で聞かされたら
自分の娘が、近々出産予定のおじいちゃんなんかイチコロです。
値段なんて考えることなく即電話です。
このように高田社長の「誰に何を売るか?」の神がかり的な見せ方はアフィリエイターにはメッチャクチャ参考になります。(すごすぎて真似できないけど)
YouTubeや、ジャパネットたかたの公式サイトで動画を見ることができます。
高田社長の商品の見せ方は
絶対に勉強しておくべきだと思っています。
3,キーワードから入らない
かならず「悩み」から考える
検索ワードはただのキーワードではありません。
そこには検索する人の意図が隠されています。
それは悩みだったり疑問だったり分からないことだったり
人それぞれです。
がこういうところを考えずに
ただただキーワードから記事を書いていっても
なかなか売上には結びつきません。
「ブログのアクセスが伸びない原因はほぼリサーチ不足」
自分が書く記事テーマのリサーチをしない人が大半です。
特に、育児ブログなんかは育児中のママが書いてることが多いです。
「自分も育児中なので知っていると思い込んでいる」
し、なによりその他のリサーチ面倒ですよね。
でも、自分の中だけの知識なんて
たかだか知れてます…
なので、冒頭にも書きましたが
必ず調べながらコンテンツを作っていく作業を徹底するようにします。
- 育児に関する本を数冊購入する
- 知恵袋などの質問サイトから悩みをリスト化しておく
こうすることにより、自分では考えもつかなかった
コンテンツのアイデアがどんどんでてきます。
3-1 悩みはQ&Aサイトにごろごろ落ちています
まず、
知恵袋などで、育児中の人がどんな悩みを持っているのかの調査から始めてみてはいかがでしょうか?
(調査を自動化するマクロも配布中)
コツとしては、
育児や子育てというワードでもいいのですが
- 産後の体型戻し
- 完全母乳育児
- 離乳食後期
- 保育園受け入れ
みたいなキーワードでの検索結果から悩みを抽出してまとめていくというのもいいと思います。
書籍を購入するときでも
条件付きの人=育児中
をさらに条件を絞って
・双子の育児中
・高齢出産での育児中
みたいなテーマの書籍があったらそれを選ぶのも良いかもしれません。
チェックしたことがないので分からないですが、大きな本屋に行けば売っているのではないでしょうか?
書籍から自分のコンテンツを作るやり方は
の特典で解説しています。
4,テキストリンクのみ、バナーは貼らない
私は基本的にアフィリエイトリンクは
【文中に添えられるもの】
という考え方なので、
- 2つ以上の商品を比較している記事
- 視覚的な要素が重要であるサイドバー
この2つ以外はバナー(画像)を貼ることは
ほぼありません。
やはり、リンクはテキストリンクが1番!
という考え方です。
なぜなら、
商品ページに飛んだ時のユーザーの期待値が全く違うから
というのが一番の理由です。
やはり、
「このバナーは広告だとわかるけど見てみるかな」
というのと
「このリンク先には何があるのか、どんな商品画像なのかまだわからない」
のでは、リンクをクリックした人の
「ドキドキ感」
が全くちがいます。
なのでどうしても視覚的に訴えなければならないコンテンツ以外はバナー画像を挿入することは絶対に無いです。
2つの商品の比較記事や
読まずに見て判断するサイドバーなどは
バナーを貼ることもあります。
しかし、必ずバナーだけでなく
関連記事コンテンツもいくつかピックアップするようにします。
よく、記事の文中にこれ見よがしに
・アマゾンの画像付きリンク(ポチレバ等)
をベタベタいくつも貼ってあるサイトを見かけますが
クリックする気が起こらない上に
記事を読むことに集中できません。
売れないどころか、記事の内容まで頭に入ってこないです。
なので、画像付きのリンクはあまりメリットは無いと考えています。
複数の商品を比較するときや
サイドバーから誘導する時以外は
商品バナー画像は極力使わないようにしましょう。
5,機械的な記事は書かない(Wikipediaみたいな
特に、男性でブログを書いておられる方や
100%記事を外注している方に多い失敗です。
なんというか
「まったく感情を動かされない記事の量産」
最近では、
「記事のキーワードを50個決めると後は記事作成サービスに任せておくだけで勝手にサイトの記事が納品される」
みたいなサービスもあります。
断言してもいいですが
このような記事作成サービス業者が書いた文章から何か商品が売れる事はほとんどないです。
やはりそこに感情がないからだと思います。
上の記事の中で出てくる文章がまさにそれ。
なんというか書く方も読むほうもつまらない記事です。
サテライトサイトの記事数を増やすにはもってこいなんですが…
キーワード+ wikipediaみたいな文章。
はっきり言って、書いてても楽しくないです。
それよりは、自分の感情が怒りと伝わる文章を書くことを目指したほうがいいと思います。
外注している記事がこのような機械的な文章になってしまっている方はこちらもチェックしてみてください。
ランサーズで1500文字以上の長文記事を外注するときの5つの注意点
ブログもサイトも「下」から構築するのが基本
このように商品を出口にするようなサイト構成が
収益化にはおそらく一番手っ取り早いです。
(セルフパック=自己アフィリがOKなものはぜひ、実際に使ってみてください。
基本的にブログは出口(下)から構築していく
ウォーターサーバの記事(できればレビュー。なくてもOK)
↑
「悩み」の「解決策」がウォーターサーバに繋がる記事10個
みたいな感じでブログを展開していきます。
基本構成はこんな感じでOKです。
まず、出口になる収益化するページを作ってから
そこにつなげる記事をどんどん書いていくスタイルです。
このように、ブログは下から構築するのが基本です。
↑まさにこういう考え方。中心に商品を売る記事を置きます。
全てガチガチに考える必要はありません
当たり前ですがもちろん
商品につながらない記事を書いてもokです。
あなたの体験や、得意分野などもあると思います。
このような記事は、ブログ全体の評価やアクセス数の底上げのためにも非常に貴重な存在です。
どこにも属さないただの集客用の記事は
単純に「悩み」からのみ書くことを意識してみてください。
書店に売っている本や
知恵袋を眺めればいくらでも出てきます。
ただ
趣味で育児ブログを書いている人が書くような
「休日を利用してTDLに行ってきました」
みたいな記事はあまり意味がないです。
絶対に自分で考えて書かず
有益だと思われる情報をつなぎ合わせる作業をしたほうが結果サイトの評価も上がります。
コメント
コメント一覧 (2件)
またもや!
カエレバペタペタ貼って読む気を減退させてます。気をつけます。
そういえば、私の仕事関連でも、広めたい教育法を教員や保護者の悩みに合わせて本を書いている大学の先生がいらっしゃいます。
出口や解決法が必ずその教育法なんです。
エビデンスあるのでまあ、いいんですけど。
りんやんさんの記事を読み、なるほど同じ戦略なんだと目からウロコでした。
仕事にも役立ってます笑。
分かっていだだけて嬉しいです。
>出口や解決法が必ずその教育法なんです。
これ、いいでよね。
全てこの形で構築していくのが理想だと思います。