【番外編】サーチコンソール:新規サイトの追加手順

手順:ドメインプロパティでの追加(推奨)

1. サチコを開く

左上のサイト名が表示されている部分をクリック → 一番下の「+ プロパティを追加」を選択。

2. 左側の「ドメイン」を選択

  • 入力欄に、登録したいドメインをhttps:// なしで入力します。

  • 例:taiyaki-tool.com (※末尾の / も不要)

  • 「続行」をクリック。

3. 認証コードをコピー

  • 「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」という画面が出ます。

  • google-site-verification=... から始まる長い文字列の横にある「コピー」ボタンを押します。

4. 使っているサーバーの管理画面へ行く

例:エックスサーバー

  • サーバーパネルにログイン。

  • 「DNSレコード設定」をクリック。

  • 対象のドメインを選択。

5. レコードを追加する

  • 「レコード追加」タブをクリック。

  • ホスト名: 空欄(そのままでOK)

  • 種別: TXT に変更

  • 内容: さっきコピーしたコードを貼り付け

  • TTL: そのまま(0とか3600とか)

  • 「確認画面へ進む」「追加する」

6. サチコに戻って「確認」

  • サチコの画面に戻り、「確認」ボタンを押します。

  • ※直後だと「確認できません」と赤字が出る場合があります。早ければ1分で登録されますが、このメッセージが表示された場合は10分程度待ってから再度確認してみてください。


もっと手抜きの方法(WordPressの場合)

もし「DNS設定とか面倒くさい、今すぐやりたい」という場合は、講座でも触れたプラグイン「Site Kit by Google」を使うのが最速です。

  1. WordPressにプラグイン「Site Kit by Google」をインストールして有効化。

  2. 画面の指示に従って「Googleでログイン」して連携。

  3. これだけで勝手にサチコに登録されます(ただし、この場合は自動的に「URLプレフィックス」タイプになります)。

個人的には、将来的な管理(サブドメインとかSSL変更とか)を考えると、最初の「DNS設定(ドメインプロパティ)」でやっておくのがおすすめです!

自分の所有サイトはサーチコンソールに何個まで登録できるのか?

結論から言うと、1つのGoogleアカウントにつき1,000プロパティ(サイト)まで登録できます。

個人で運営するレベルなら、実質「無制限」と考えて大丈夫です。

ポイント:

  • これだけ枠があるので、サイトごとにGoogleアカウントを分ける必要はありません。メインのアカウント1つにまとめて登録して、一元管理するのが一番楽です。

  • もし1,000個を超えそうになったら、新しいGoogleアカウントを作ってそっちで管理すればいいだけです。

なので、気にせずどんどん登録しちゃってOKです!

「URLプレフィックス」からドメインプロパティに変更したい場合

全然知らないで楽な「URLプレフィックス」で登録したサイトがあるんだけど「ドメインプロパティ」で新しく追加しても大丈夫?

結論から言うと、「追加」するのが超おすすめです。

ただし、今のURLプレフィックス(右側のやつ)を「削除」する必要はありません。

今のやつを残したまま、新しくドメインプロパティも登録して、「両方ある状態」にするのが最強です。

なぜ「追加」したほうがいいの?

  1. データが正確だから

    • URLプレフィックス(https://rinyan.net)だと、もし将来「サブドメイン(shop.rinyan.net)」を作ったり、手違いで「http(sなし)」でアクセスされたりした場合、それらのデータが漏れてしまいます。

    • ドメインプロパティなら、サイト全体のデータを丸ごと拾ってくれるので、取りこぼしがありません。

  2. 「お守り」になるから

    • 今の設定(タグやプラグイン)がもし何かの拍子で外れても、DNS認証(サーバー側での設定)が生きていれば、ドメインプロパティの方で計測が続くので安心です。

注意点:「乗り換え」ではなく「併用」で!

「じゃあ古いのは消しちゃえ」と削除するのは待ってください。

  • 理由: 新しくドメインプロパティを登録しても、データが反映されるまで数日かかることがあります(過去データが表示されることもありますが、最初は空っぽのこともあります)。

  • 使い分け:

    • 普段見る用: データが溜まってきたら、より正確な「ドメインプロパティ」を見る。

    • 連携用: Googleアナリティクスとの連携や、一部のツールでは「URLプレフィックス」の方が設定しやすい場合があるので、古い方もそのまま放置しておけばOKです。

気が向いた時に、お使いのサーバーのDNS設定から「ドメインプロパティ」を追加しちゃいましょう!古い方はそのままで大丈夫です。

part 11 of 11 【講座名】 サーチコンソール講座『全11回』

サーチコンソール講座『全11回』

第1回:Googleサーチコンソールとは?アナリティクスとの定義の違いを解説

第2回サーチコンソール:サイト登録の最初の壁「所有権の確認」

第3回サーチコンソール:画面の見方と「絶望」との付き合い方

第4回サーチコンソール:クエリという名の欲望。検索パフォーマンス徹底解剖

第5回サーチコンソール:「URL検査」。待つな、クローラーを呼びつけろ

第6回サーチコンソール:サイトマップ送信。Googleへの「招待状」を送りつけろ

第7回サーチコンソール:インデックス未登録の恐怖。「検出」と「クロール済み」のミステリー

第8回サーチコンソール:掲載順位のウソホント。その「平均10位」は幻覚かもしれない

第9回サーチコンソール:コアウェブバイタルという小姑。「遅い」と「ズレる」は重罪だ

第10回サーチコンソール(最終回):毎日のチェックルーティン

【番外編】サーチコンソール:新規サイトの追加手順

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